クリスマスやお正月など、季節に合わせて玄関の模様替えをすると、帰宅が楽しくなります。また、玄関の雰囲気のマンネリ化防止にも効果あり。高価なアイテムを購入する必要はありません。ちょっとしたコツで、見栄えのいいインテリアにするコツを、インテリアブログを主宰する日刊住まいライターが紹介します。

靴収納
模様替えの前に、まずは玄関にあるものの整理を
すべての画像を見る(全6枚)
 

まずは散らからない玄関に。靴を減らしてスッキリ収納

玄関は小さなスペースなので、ものがスッキリ片づくように、必要な量の収納を確保しながらディスプレイを考えていくのがコツ。玄関に靴があふれている…ということがないように、まずは必要なものを見直していきましょう。

 

●靴の数を絞る。お気に入りだけを持つイメージで

靴収納

洋服と比べて、靴は一度に1足しか身につけられません。だからこそ、そんなにたくさん持つ必要はない、と意識することにします。靴にそれほどこだわりがなければ、お気に入りのみに絞ってみるのもあり。

処分のコツは、まずはサイズ感を確認すること。履いてみて、サイズが合わなくなっているものや、履き心地がいまいちと感じるものを処分します。

次に、洋服との合わせやすさを考えて、どのコーディネートにも合わせやすいものを優先的に残します。「この服のときはどちらの靴にするか迷う」と選択肢がたくさんある場合、筆者は、いちばん気に入っているものを残して処分しています。

手持ちの靴をすべて見直すことで、ずっと出番を待っていた靴を履くチャンスが生まれることに。無理に靴を詰め込むこともなくなるので、靴の型崩れの心配もなし。

 

●捨てるのが苦手なら家族にアドバイスをもらう

靴

ものを捨てるのが苦手な場合は、家族に手伝ってもらうのも有効です。「捨てるか(あるいは、残そうかと)悩んでいるものをどう思うか」「自分に似合うか」といったことについて、客観的な意見をもらうのです。

筆者の場合は、夫や妹につき合ってもらうことがよくあります。意見がとても参考になりますし、驚くほど手持ちのアイテムをあっさりと減らす効果が。

 

●箱や収納グッズを統一してスッキリ見せる

箱

玄関に、靴を出しっぱなしにしないためのコツ。それは、出番の多い靴は手に取りやすい場所に、普段あまり履かない靴は手が届きにくい高い場所に収納場所をつくるなど、使用頻度に合わせて、しまう場所を変えることです。

加えて筆者の場合、たまにしか履かない靴は、お気に入りのメーカーの箱(購入した際に靴が入っている箱)を使って収納しています。収納アイテムのシリーズやカラーをそろえるだけでも整って見えますし、扉をあけたときに気持ちがよいです。