紙袋や靴箱、保冷袋などの「いらないもの」を収納グッズに使ってみませんか。カットしたり形を変えられたり、いざとなったら捨てやすいところもメリットです。カウンセラー・エッセイストの若松美穂さんが教えてくれました。

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紙袋や靴箱、保冷袋を収納に活用するアイデア3つ

今回は、紙袋や靴箱、保冷袋などの「いらないもの」を収納に使うアイデアについてお伝えします。今までも、収納グッズには紙袋が便利と書いてきました。

不要な紙袋
不要な紙袋を収納グッズとして活用
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何度も引っ越しや片づけ、そのお手伝いをして気がついたことがあります。
便利品としてあるはずの収納グッズが、じつは場所を狭く感じさせていることがあるということです。

買ったときにはピッタリとハマっていたとしても、家族や買うものが減って入れるものがなくなる。暮らしや持ちものが変化し、中のものとサイズ感が合わないということもあるでしょう。
さらには収納グッズ自体が重いということも。

今ある場所を広く使うのなら、まずは収納グッズを見直してみてはいかがでしょう。いらないものを活用することで、小さな節約にもなりますよ。

 

●1:スーパーの袋や余分なタオルは、紙袋でお試し収納

お手ふきとゴミ袋

たとえば、エコバッグを持つようになって、もらうことの減ったスーパーの袋。また、減らしたいと思っている余分なタオルやキッチンのおしぼり。

収納ボックスや収納する場所が大きいのなら、小さく変えてもいいのかもしれません。
しばらくは、今の暮らしにどのサイズ感が合うのか、家にある不要な紙袋に収納して試してみてもいいですよね。

紙袋のいいところは形が可変で、ちょっとしたすき間にも入れやすいところ。簡単に収納しておいて問題なければそのままでいいし、何か月も中身を使わないのなら処分を考えてもいいかもしれません。
紙袋は収納ボックスと違って処分しやすいのもメリットです。

 

●2:靴箱はカットしてジャストサイズに

靴箱カット

紙袋は形を自由自在に変えるいい点もありますが、頼りないと感じる場合は靴箱も使えます。靴箱はおうちで持て余していることも多いですよね。

真ん中からカットしてかみ合わせれば、大きさの変更はいくらでも可能です。ジャストサイズが見つかるかもしれません。

靴箱プラス中敷き

靴箱をふいて、中に敷物を敷いて使います。全体にワックスペーパーなどを敷いてもいいかもしれません。
カットすることで小さなすき間にジャストフィットし、処分するときもラクラク。