家じゅうのゴミ箱を3か所に絞って、メンテをラクに＆すっきり暮らす

家の中にゴミ箱はいくつありますか？　各部屋にあれば便利…というわけでもありません。ゴミ出しの準備やゴミ箱のメンテナンス、ゴミ袋のコストなどを考えると、必要最低限に絞った方が効率的です。家じゅうのゴミ箱を3か所に絞ったという日刊住まいライターが、自身の使うゴミ箱や使い方について語ります。

リビングのゴミ箱はすっきりしたデザインのものに

ゴミ箱を置くのはキッチン、リビング、寝室の3か所

筆者宅は2階建ての一軒家で、広さは29坪弱。1階にリビングとキッチンのほか1部屋、2階に寝室のほか2部屋の間取りで、夫婦ふたりで暮らしています。

ゴミ箱を設置しているのはキッチン、リビング、寝室の3か所です。いわゆるよく使う部屋。キッチンとリビングはつながっているので、リビングにはなくてもいいかなと思うこともありますが、キッチンまでいちいちゴミを捨てに行くのが面倒だと散らかりそうなので、リビングにも置くことにしました。

キッチンに置いているのは、「Kcud（クード）」のゴミ箱。これは可燃ゴミ用のゴミ箱ですが、これ以外にもキッチンでは、資源・ペットボトル・ビン缶用など、分別のためにいくつかゴミ箱が必要になります。

キッチンに置くなら、できるだけ外から見えないようにするとすっきり。筆者宅では可燃ゴミ用のゴミ箱以外は、シンク下の引き出しの中にしまっています。

ゴミを収納内に入れることを抵抗がある人もいるかもしれません。筆者は、資源ゴミもペットボトルやビン・缶も、きれいに洗って乾かしてしまえば気になりません。ちなみにこちらには、ニトリの収納ケース（Nインボックス）を使用しています。

リビングのゴミ箱は、ideacoの「TUBELOR BRICK」を使っています。このゴミ箱には、外カバーがあって、セットしたゴミ袋が外から見えない仕様になっており、見た目がスッキリ。壁や家具と同じホワイトを選んだので、存在感があまり出ません。清潔感のある色なのも気に入っています。

フチが内側に向かって斜めに設計されており、ゴミが捨てやすくなっているところも使いやすくていいです。

そしてこちらが寝室に置いているIKEAのゴミ箱。FNISSというシリーズです（ただし現在、この色は販売されていない模様）。

とはいえ、手元にちょっとゴミ箱があればいいのに…というシチュエーションもあります。筆者のケースでは、テーブルの上で作業をするときや、別の部屋で趣味のコラージュ（紙を切って貼る）をするとき、また、洗面所の洗濯機回りのホコリ掃除のときがそうです。

こうした機会に備えて、ポスティングされるチラシや、いただきもののパンフレットなどで紙のゴミ箱を折り、ストックすることに。各所、在庫が10〜20枚あるようにしていて、作業終了時、場所から移動するときにゴミ箱ごと処分するようにしています。

こうしておくことで、ゴミ箱を備えつける必要はなし。不便を感じることもなく生活をしています。