自宅で簡単にできる洋服リメイクで、お気に入りを長く大切に使いませんか? 今回は、洋裁経験がゼロでもすぐにつくれる手づくりアイデアが人気のイラストレーター・津田蘭子さんに、柄シャツで簡単にできる「サコッシュ」のを教えてもらいました。

柄を生かして小物に変身!シャツで「サコッシュ」

派手すぎて出番がない…という柄のシャツは、ミニバッグにリメイク。

サコッシュ
派手な柄シャツもサコッシュなら生かせる! スマホが入るサイズなので便利
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スマホと小銭入れが入るサコッシュなら、普段使いができてシャツの柄も引き立ちます。

柄シャツ
もとにしたシャツはこちら

所要時間:20分

●使うもの

・チャコペン
・ハサミ
・マチ針
・ミシン
・ミシン糸

●つくり方

(1) サイズを決め、前身ごろと後ろ身ごろを一緒にカットする

柄シャツ
ボタンとボタンの間を横3cm、縦は好きな長さ(20cmくらい)で。

シャツを横に置き、袋にする部分を決めてチャコペンで線を引く。袋の幅は、シャツの前立てのボタン1つを中心に、両隣のボタンの内側まで。袋の上にする部分は前立てから3cmほど、下にする部分は好みの長さにする。前と後ろの身ごろがずれないようにマチ針でとめ、前後の生地を一緒にハサミでカットする。

(2) 肩ヒモ用の布をカットする

解体したシャツ
横60cm、縦を6cmずつで2本分

肩ヒモ部分は後ろ身ごろの生地からとる。60×6cm2本分になるようチャコペンで線を引き、ハサミでカットする。

(3) 肩ヒモの布を縫い合わせて1本にする

ミシン縫い

(2)の2枚の布を中表に重ねて短辺の一方に縫い代1cmでミシンをかけて縫い合わせる。布を広げて縫い代を片側に折り、アイロンをかける。

(4) 肩ヒモの布を4つ折りにしてミシンで縫う

アイロンがけ

長辺を両側から1.5cmずつ折ってアイロンをかける。

アイロンがけ

さらに半分に折ってアイロンをかけ、幅1.5cmのヒモ状にする。

ミシンがけ

端から2mmぐらいのところにミシンをかける。

(5) 上辺以外の3辺を縫い、肩ヒモを仮どめする

製作途中のサコッシュ

(1)の布を中表に合わせ、上辺にする部分以外の3辺を縫い代1cmでミシンをかける。(4)の肩ヒモをねじれないようにして袋の中に入れ、ヒモの両端を袋の上辺に重ねる。左右の縫い目の1cmずつ内側にヒモの両端がくるようにし、マチ針でとめる。

(6) 上辺を縫い、ほつれどめをする

ミシンがけ

上辺とマチ針でとめたヒモを、縫い代1cmで縫い合わせる。

製作途中のサコッシュ

4辺の縫い代にジグザグミシンか、かがりミシンをかけ、表に返す。