円安や燃料費の値上がりで、生活にまつわる出費が増えています。上手に乗りきるためには、毎月かかる固定費の節約が必須。無理なくできる水道光熱費の節約術を、節約の達人やプロに教えてもらいました。

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冬の光熱費
冬の光熱費

毎月の水道代、電気代、ガス代。意識をするとしないでは、支払額にかなりの差がでているんです。とくに電気代は高騰中なので、引き締めをしましょう。

●Q.水道光熱費の適正がわかりません!

A.収入の約5~7%が水道光熱費の目安です

水道・電気・ガス代のトータルで、手取り収入の5~7%に抑えるのが適正。月収が40万円の家庭であれば、月額は約2万円程度。それ以上になると、節約またはほかの費目での調整が必要です(ファイナンシャルプランナー・高山一恵さん)。

他の固定費の割合もチェック!

通信費…5~7%
サブスク費…5%
こづかい…5~10%
保険…5~7%

手取り月収が40万円の場合、通信費2万~2万8000円、 サブスク費2万円、こづかい2万~4万円、保険2万~2万8000円ぐらいが目安に。

●Q.冬の水道光熱費はどうなるの?

A.2021年に比べ、3000円以上上がる可能性も。

2021年12月…7537円
2022年10月…9943円
2022年12月…10737円

東京電力エナジーパートナーによる試算を基に、高山さんが算出

燃料価格の高騰で、光熱費は値上げ傾向。2022年10月の電気料金は、前年と比べ2000円以上高い9943円に。暖房費がかかる冬は、さらに値上げが見込まれます(高山さん)。