ESSE本誌で連載中の『ドルオタが行く!』のこぼれ話をESSEonlineで紹介! 12月号に登場してくれたのは、2021年にドラマ『ドラゴン桜』の坊主頭のヤンキー役で一躍注目を集めた若手俳優・西垣匠さん。ヤンキーから好青年まで、役柄によってがらりと印象の変わる演技力で、デビュー2年目にしてカメレオン俳優と呼ばれる23歳の素顔をさらに深掘りします。

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西垣匠さん
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●失敗を失敗にしない、舞台の魅力

Q1. 現在、2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演 SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』に出演中の西垣さん。初舞台が決まったときどんな心境でしたか?

「出演が決まったのは『ドラゴン桜』を撮影する前で、僕が芸能界に入って2~3か月くらいのときだったんですよね。当時は演劇の知識がほとんどなく、劇団☆新感線のすごさを本当の意味でわかっていなくて(苦笑)。周りの大人たちや俳優仲間には『すごいね!』といってもらえたんですけど、僕だけが理解できていなかったんです。そのあと、『狐晴明九尾狩』や『神州無頼街』など新感線の舞台を観させていただいたり、今回の舞台の台本があがってきて他のキャストの方が発表されたり、公演が近づくにつれてどんどん実感が湧いてきて、とんでもなくすごい現場に来てしまったんだな…と思いました」

 

Q2. 初めての舞台稽古は大変でしたか?

「みなさんやさしい方ばかりなので、稽古中わからないことがあるとすぐに聞きに行っていました。演出のいのうえ(ひでのり)さんも天海(祐希)さんもいろいろなアドバイスをしてくださって、殺陣のことは早乙女友貴さんに教えていただいてました! プロフェッショナルな方々しかいないので、学ぶことばかりで刺激的な毎日でしたね」

 

Q3. 実際に舞台に立たれてみていかがですか?

「すごく楽しいです。ものすごく緊張するのかなと思っていたのですが、意外とあまり緊張することなく毎公演楽しくやれています。

お客さんの反応も毎公演違うので、そこがおもしろくもあり、難しい部分でもあるなと感じました。前の公演では笑いが起きたのに今回は起きなかったな、とか、今回のお客さんは前作の『薔薇サム』を観てる方が多いなとか、公演ごとに入るお客さんが違うので、返ってくる反応も違う。今回が一番うまくいったなと思う部分もあれば、昨日の公演の方が笑いも起こったし、演じている自分も気持ちがよかったなと思う部分もあって。

そんなときに、早乙女友貴さんが『舞台は同じ内容を何回もできるところによさがある』と教えてくれたんです。毎回そのときならではの変化や空気感があって、さらに回数を重ねるごとに成熟していくものなんじゃないかと。だから今は失敗を恐れ過ぎず、挑むことを意識しています。僕自身、東京の大千秋楽がどうなるのか、今からすごく楽しみです」

 

Q4. 今後の夢や目標を教えてください

「僕は映画が大好きなので、日本アカデミー賞の新人賞をとることが今後の目標です。天海祐希さんが、舞台稽古が始まるときに、『新感線のお芝居はものすごく大きいし“THE舞台”というお芝居だけれど、芝居を大きくすればするほど、繊細な小さいお芝居ができるようになってくる。だから、舞台での芝居やちゃんと芯のある声をつくることができれば、必ずそれが映像の芝居でも活かせるようになるから』とおっしゃってくださったのが印象的で。

今回の舞台の経験も、必ず目標へ近づく大きな糧になると思うので、すべての公演で最善をつくしたいです」

 

●透明感の秘密は“低刺激スキンケア”

カメラをもつ西垣匠さん

Q5. 休日の過ごし方の定番は?

「ものすごいインドア派なので、ベッドから出ることはありません(笑)。家がそんなに広くないので、ベッドのすぐ隣にテーブルを置いてベッドをソファ代わりにする感じで、ごはんもそこで食べますし、トイレとお風呂のときくらいしかベッドから出ないかも。ベッドの上で、アニメや映画を観たり、ゲームしたりしています。休みの日は、誘われない限り友達と出かけたりもしません」

 

Q6. 美肌&美白で透明感あふれる西垣さんですが、美容のためにしていることや気をつけていることがあれば教えてください

「ぜんぜん美肌じゃないですよ、僕! わりと肌が弱くてすぐ荒れちゃうから、頻繁に皮膚科には行ってます。お手入れとかも、薬用化粧水でも荒れる敏感肌なので、できるだけ低刺激の化粧水や乳液を、つけすぎないようにしているのが自分には合っているのかも…!」

 

Q7. 毎日欠かさないルーティンは?

「小学生の頃から、毎朝ごはんと納豆を食べてます。納豆が好きで、ある意味ひとつのスイッチというか。『今日も一日がんばろう!』みたいなエネルギーになっているのかな。なので、仕事でホテルに泊まっていても白米と納豆は絶対に食べます。自分の中でそれがルールになっていますね」

 

ESSE12月号では、ドラマや映画にも出演し大躍進を続ける西垣さんの仕事観や得意料理、日本代表経験ありの腕前をもつフェンシングついても教えてもらいました。

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