クリスマスの定番といえば「骨つきモモ肉のローストチキン」。皮がパリッ! 中はしっとりジューシーに仕上がるコツを、料理家の小堀紀代美さんに教えてもらいました。オーブンまかせのほったらかしで、つけ合わせの野菜も一緒に完成。普段の食卓でも、ぜひチャレンジしてみて!
皮パリッ!お肉しっとり!「骨つきモモ肉のローストチキン」
皮をパリッとさせるには、焼く前に皮を手でピンとはっておくのがポイント。加熱途中で「はちみつオイル」を塗ると焼き色もこんがりキレイに仕上がります。
さらに、お肉が生焼けにならないコツは、焼く前に常温に戻しておくこと。骨まわりに切り目を入れて肉の厚みを均一にすると、焼きムラの予防にもなります。
●骨つきモモ肉のローストチキン
すべての画像を見る(全4枚)【材料(4人分)】
- 鶏モモ骨つき肉 4本
- 塩 小さじ1と1/3
- 砂糖、コショウ 各適量
- サツマイモ 1本(200g)
- レンコン 200g
- パプリカ(赤)、(黄) 各1/2個
- マッシュルーム 2パック
- ニンニク 1個
- A[オリーブオイル大さじ2 塩小さじ1/4]
- ローズマリー 3~4本
- B[オリーブオイル大さじ1 はちみつ小さじ1/2]
【下準備】
オーブンを190℃に予熱する
【つくり方】
(1) 肉と野菜の下ごしらえ
鶏肉は余分な脂を除き、つけ根側から骨の両脇に包丁で切り目を入れる。1本につき、塩小さじ1/3、砂糖ひとつまみ、コショウ少しを両面にふる。サツマイモとレンコンは1cm幅の半月切り、パプリカは乱切り、マッシュルームは石づきを除く。ニンニクは皮つきのままひとかけずつにほぐす。
(2) オーブンで焼く
クッキングシートを敷いた耐熱容器に(1)の野菜とAを加えて混ぜ、平らに敷きつめ、ローズマリーをのせる。その上に(1)の鶏肉の皮を手でピンとはってのせ、190℃のオーブンで25分焼く。
(3) はちみつオイルを塗る
オーブンから取り出し、混ぜ合わせたBを鶏肉の表面に塗る。オーブンに戻し、さらに25分焼く。
[1人分734kcal]ほかにも、発売中のESSE12月号では、クリスマスにぴったりのごちそうレシピを紹介しています。料理家のぐっち夫婦が教える衣ザクザクのフライドチキンや、市販のスポンジを使った手軽なケーキなど、どれも簡単でつくりやすいメニューばかりです! ぜひ、今年のクリスマスはもちろん、いつもの食卓でも楽しんでみてください。