欲しいところにコンセントがあるとないとでは、生活の質が変わる。そう考えて、ハウスメーカーでの家づくりの際、少し多めに設置をした日刊住まいライター。枕元、ソファの両脇、キッチンの腰壁…こだわったポイントや意外に役にたったところを紹介します。実際に2年暮らしてみて、使い勝手に大満足!

カウンター下のコンセント
たかがコンセントだが、必要だった場所にないとストレスがたまる
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主寝室:ベッドの枕元にスマホ充電用コンセントを

枕元からスマホを充電できるようにコンセントを設置

主寝室には、以下の6か所コンセントを設置しました。
・シングルベッドの枕元×2
・主寝室の入り口付近×2(うち1か所は寝室の奥にある書斎へ、冷気や暖気を送るためのサーキュレーターに使用)
・テレビ用
・エアコン用(全館空調システムを採用していますが、万が一エアコンへ切り替えるときに備えて)

このなかでも、とくに活躍しているのが、ベッドの枕元のコンセントです。夫婦それぞれのシングルベッドの枕元から、スマホを充電できるようにコンセントを設置しています。

主寝室は、収納棚とベランダへ出る窓の2つが固定されているため、ベッドやテレビの配置が自然と決まりました。今後も家具の配置を変える予定はないため、ベッドの枕元のコンセントは問題なく使い続けられると考えています。

 

リビング:ソファの両脇に設置、家具で隠れることも想定

ソファ脇にコンセント

1階のリビングにはソファを置いており、ソファの両脇にコンセントを設置しました。

ただ、2年住むとものが徐々に増えてきて、ソファの片側に収納棚を置くことに。現在、コンセントは棚に隠れて、使えなくなっていますが、もう片側のコンセントが使えるためとくに困っていません。

ちなみに、わが家はコンセントの配置を先に決めて、コンセントの配置に合ったサイズのソファを選びました。わが家は運よくサイズにあったソファを見つけられましたが、本来はソファのサイズを先に決めてからコンセントの配置を決めるべきでした。

 

ダイニング:テーブル近くコンセントで食事が快適に!

ダイニングテーブルの下のコンセント

ダイニングテーブルを置いているすぐ近くの壁にも、計画的にコンセントを設置してあります。これは、ホットプレートや鍋のときに使用。

延長コードが不要なので便利です。もしもコンセントが遠くて延長コードが必要だったら、床にはわせることに。足を引っ掛けやしないかと、ちょっと心配になるところです。それに、延長コードだって、管理しておかなければなりません。

このコンセントのおかげで、わが家では熱々のものをテーブルで楽しむ機会が、これからも続くのではないかと思います

 

コンセント式の蚊取り器

ちなみにこちらは、今年の夏、コンセント式の蚊取り器を差していたときの写真です。それ以外でもスマホの充電、ノートPCの充電など、汎用的に使っていて、とても役立っています。

 

キッチン:腰壁にあると、調理家電が使いやすい

キッチンの腰壁のコンセント

キッチンの腰壁にコンセントを設置し、低温調理機やミキサーの使用時に使っています。このコンセントのおかげというわけではありませんが、低温調理機もミキサーも新居へ越してきてから、よく使うようになりました。

間取り決めのとき、キッチンの腰壁のコンセントは「とりあえず」でつけました。それが今では、大活躍のコンセントに。食事の幅も広がり、採用してよかったと感じています。

なお、ここのコンセントには、防水のためにカバーをつけています。