カーテンやブラインドのチョイス、じつは家事のしやすさや子育てにも影響が出るケースが。日刊住まいライターは、1年前に新築一戸建て住宅を購入。その際、出入りの多い窓にはカーテン、光を調節したいだけの個室にはバーチカルブラインド、子ども部屋のスリット窓にはロールスクリーンを採用しました。1年暮らしてみて、快適と感じたこと、また、後悔した点について語ります。
すべての画像を見る(全9枚)【カーテン】出入りの頻度が多いリビングの掃き出し窓に
筆者は1年前に3階建ての一戸建て住宅を購入しました。家族構成は、筆者と夫、8歳と1歳の子どもの4人。「せっかくのマイホームだからインテリアにこだわりたい」という思いから、カーテンやブラインドは、ほぼ見た目の好みで選びました。
家族で過ごす時間の長いリビングは、自宅に友人を呼ぶ機会もあることから、家の中でもとくにこだわった部分です。
リビングにあるのは、掃き出し窓1か所、腰高窓2か所。リビングは2階にあり、掃き出し窓は洗濯物を干すベランダにつながっています。
大きくて存在感のある掃き出し窓には、モデルハウスで見て憧れていたバーチカルブラインドをつける予定でした。しかし、インテリアショップで見かけたオーダーカーテンにひと目惚れし、結局カーテンを選ぶことに。
ベランダへの出入り口になっているこちらの窓は、洗濯やゴミ出しで1日に何度も出入りします。もしバーチカルブラインドにしていたら、開閉のたびにループコードを引っぱり続けることに。全開閉しようものなら、コードを引っぱる手間も時間も増えます。
子育て中でなにかと時間に追われる毎日では、カーテンの開閉というワンアクションでさえ手間と時間を省きたいもの。出入りの多い掃き出し窓はカーテンにして正解でした。
カーテンは2倍ヒダを。生地を多く使うぶん重厚感と存在感があり、ドレープもきれいに出ます。
ちなみに、バーチカルブラインドは1階洋室の掃き出し窓に採用しました。こちらは出入りのある窓ではなく、ループコードを引っぱり続けて全開にすることは、ほとんどありません。日々の操作は、日差しの調節のために、バトンをちょっと回してルーバーの角度を変える程度。同じ掃き出し窓でも、窓の使い方や出入りの頻度を考えて選びました。
【バンブーブラインド】腰高窓にはおしゃれさと機能性の両方をかなえるものを
リビングの腰高窓にはバンブーブラインドを採用。掃き出し窓にはカーテンを、腰高窓にはブラインドをつけることでインテリアにメリハリを出すのがねらいでした。
バンブーブラインドは見た目がウッドブラインドに似ています。ウッドブラインドより軽く値段もリーズナブル。
こちらの腰高窓は、夕方にかなり強い西日が差します。バンブーブラインドには厚みがあるので、閉めきると日差しをしっかり遮断。ルーバーの角度を変えればリビングにやわらかい日差しを引き込むこともできます。
おしゃれさで選んだバンブーブラインドですが、機能性の面でも満足しています。