これまで家族や誰かのために頑張ってきた50代の女性こそ、ひとり時間を堪能したいもの。50代トップブロガーの中道あんさんは、「50代のひとり時間」を提唱する一人です。どんな風に楽しんでいるのか、その味わい方も含めて教えてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)50代、「ひとりの時間」の楽しみ方
誰かと一緒に過ごす時間もいいけれど、“ひとり”になって自分と向き合ったり、自分だけの時間を持つことは、私にとっては家族を愛することと同じくらい大事なことです。ひとりでいると「寂しい」というネガティブなイメージをもたれたりしますが、ひとりだからこその「心地よさ」を味わっています。
そんな私のひとり時間の楽しみ方をご紹介します。
●ひとりで行く回転ずしは“ゲーム感覚”
朝は6時に目覚ましをかけています。家が仕事場なので、そんなに早く起きる必要はありません。目覚めてから少し布団の中でゴロゴロしたり、Webのニュース記事を読んだり、ちょっとまたウトウトとまどろんでみたり、朝の時間をゆっくり過ごすことは、ちょっとしたぜいたくで気持ちのよいものです。
すっかり目覚めたところで、洗面室におりてフルメイクをし、犬を連れて散歩に行くのが朝のルーティン。私の一日は、温々とした布団でのぜいたくなひとり時間からスタートです。朝は早めに起きて“ひとりの時間”をつくることでポジティブな一日を始めることができます。
用事で出かけて中途半端な時間に小腹がすくことってありませんか? そんな時は、回転ずしを訪れます。まだ夕飯に早い時間だと、人気店でもお客様はまばらなので、普段はせせこましさを感じるカウンター席もゆとりを持って座れるから好きです。
今日あった出来事を思い返したり、これを食べたらどうしようか、などと取り留めもないことを考えながらも、ネタ選びにも余念がありません。大好物のおすしだからこそ失敗したくない気持ちが強い。ただおなかを満たすだけではなく、私にとってはおいしい一貫と出合う“ゲームの感覚”です。つまり、ひとり遊びの場所なのです。新しいネタがヒットだったらこんなに嬉しいことはありません。