最近では専門店や専用の調味料など出るほど人気な「卵かけご飯」。卵×ご飯の組み合わせは「カロリーがあるから太るのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、ダイエットカウンセラーで料理研究家のおにゃさんによれば「食べ方さえ気にすれば太らない」のだとか。そこで、おにゃさんに気をつけるべきことなど教えてもらいました!
意外と知られていない、やせ食材「卵」
すべての画像を見る(全6枚)皆さんは、朝食になにを食べますか? 私は毎日卵かけご飯を食べることが多いです。なんとなく卵かけご飯はカロリーが高いので、ダイエット的にはNGなのでは…? という声が聞こえてきそうですが、食べ方さえ気にすれば太りません。私が主催するダイエットプログラムでも卵かけご飯を食べてやせていく人は大勢いますよ!
ということで、今回は「卵」がダイエットにはぴったりの食材であることと、卵かけご飯の食べ方についてご紹介します。
●最強のタンパク質「卵」は栄養価も高い
卵は、アミノ酸スコアが100の良質なタンパク源です。ちなみにアミノ酸スコアとは、タンパク質の栄養価を判定する評価法の1つで、アミノ酸スコアが高ければ高いほど理想的といわれています。
卵は、体にとって、大切な5大栄養素が含まれていて完全栄養食ともいわれ、カルシウム、鉄も含まれており、ビタミン・ミネラルも豊富! ビタミンC以外の栄養素は豊富に含まれているので、もし時間がなくてしっかり食べれなかったとしても、卵1個を食べていればタンパク質が摂取できるので、少しは安心ですよね。
また、卵に含まれるタンパク質や脂質、ビタミンB群は、長時間加熱することで変性してしまいますが、卵を生で食べることで、これらの栄養素は変性せずに体内に摂り入れることができます。
お財布にも優しいうえ、朝はバタバタしていて忙しいので、朝食をゆっくりつくる時間がない、もしくは朝からつくりたくない方にはぴったりの食材です。卵かけご飯は、ごはんの上に卵を割り入れるだけなのでとっても簡単。
●効果的な卵かけご飯の食べ方
卵かけご飯に不足している栄養素は、先ほども述べたようにビタミンCと、食物繊維です。よって、具沢山の汁物があれば完璧です。
野菜、キノコ、海藻類…。たくさん入れなくても、家にあるものをパパッと入れればOK! 野菜が入ることで、ビタミンCも食物繊維も摂取できますね。
また、卵かけご飯に、プラスαの食材を追加することで、さらに栄養価が高くなります。