10月はハロウィーンシーズン。あらゆる雑貨店ではグッズが豊富に売られています。今回は、100円ショップに詳しい食文化研究家のスギアカツキさんに、ダイソーの商品から、食事を高見えさせるアイテム選びについておしえてもらいました。
すべての画像を見る(全9枚)ダイソーで食卓をハロウィーン仕様に
10月に入り、日本でもクリスマス前の恒例イベントになりつつあるのが、「ハロウィーン」。そんなハロウィーングッズをリーズナブルに購入できるお店として人気なのが、100円ショップでしょう。なかでもダイソーは、インテリア用品、キッチン用品、ペット用品、仮装グッズなど、あまりの種類豊富さに驚いてしまいます。
今回は、ダイソー用品で“食卓”をハロウィーン気分に演出するコツをご紹介します。数ある商品のなかから、“高見え”を意識しながら厳選してみましたので、ハロウィーン2022年の事前シミュレーションとして参考にしていただければ幸いです。
●アイテム選びのポイントはチープ&シック
ポイントは、たった一つ。高見せしたいのであれば、できる限りシンプルでシックなアイテムを選ぶことです。これは40年以上前にファッション業界で大きなムーブメントとなった「チープ&シック(お金をかけないでシックに着こなす方法)」に近い考え方です。キャラクターをたくさん寄せ集めたり、テイストが違うものをむやみに並べたりして、コテコテやり過ぎてしまうのは厳禁です。さりげなく選んだアイテムを、ふわりと食卓にしのばせることを考えてみましょう。
たとえば、ブック型収納ケース。ここにキャンディやプロセスチーズ、チョコレートを入れてテーブルに置いておくだけで、なんとも気の利いた演出になるでしょう。
そしてもう一つ、テーブルマットやちょっとした小物類はモノトーンのアイテムを選ぶとエレガントな印象にまとまります。
●リボンやヘアゴムは汎用性の高いアイテム
キッチン、ダイニング用品として並んでいないものの、食卓の演出に大活躍するのが、リボンやヘアゴム。
カトラリー類や鍋の取手をリボンで結んでみたり、ヘアゴムをナプキンリングにしたりするだけで適度なかわいらしさを表現することができます。