人気ドラマの劇場版公開が控える木村文乃さん。撮影にまつわる楽しいエピソードや、暮らしをアップデートしてくれる愛用品について教えてもらいました。
木村文乃さんインタビュー。外はカリカリ、中はふわふわに焼けるパン焼き網を愛用中
すべての画像を見る(全2枚)「同じような毎日でも、調理器具を“ちょっといいもの”に変えるだけで、ぐんと楽しくなりますよね」
暮らしをアップデートしてくれるアイテムの1つとして木村文乃さんが教えてくれたのは、京都で買ったという焼き網です。
「コンロにのせて直火でパンを焼くと、外はカリカリ、中はふわふわの感動的な仕上がりに。網にのせた瞬間からテンションが上がるし、同じパンでも、いつもよりいい朝食を食べている気分になれるんです。野菜もおいしく焼けるので、旬の野菜を焼いて麺に添えるだけでも“映える”食卓になります。暮らしの質が上がるし、お手入れもラクなのでおすすめですよ」
料理が好きで、インスタでもたびたび手づくりのごはんをアップしている木村さん。忙しい中でも、楽しみながら、効率的に自炊を続ける秘訣はあるのでしょうか。
「無理にちゃんとつくろうとしないこと。家で夕食を食べられるのは週2日くらいで、あとはお弁当や外食…という時期もあるので、野菜を買っても使いきれずに傷んでしまう。そういうときはスーパーで買える少量のカット野菜も活用しています。それでも、できあいのもので済ませるよりは体にいいと思うので、便利なものは積極的に活用しています」
●リフレッシュは趣味のスキューバダイビング
2020年に放送されたドラマ『七人の秘書』がこの秋、劇場版が公開。撮影のロケ地はマイナス17度の氷点下で、ロケのよさを味わいつつも、身体的にはハードな撮影だったそう。
「広瀬(アリス)さんはウエディングドレス姿だし、鶴瓶さんもシャツ一枚で…。私は防寒できる衣装だったのでまだよかったんですけど、その方々の撮影を見たら寒いなんてって言えないなって(笑)。みんなすました顔でドレスを着ていますけど、じつは上も下もしっかり着込んでいるので、華麗に見える裏側を想像しながら見ていただくと、おもしろいかもしれません(笑)」
ハードな撮影を終えた後は、休日に大好きな海へ行って趣味のスキューバダイビングでリフレッシュするのが恒例だそう。
「今年中に、ダイビング本数300本までいくのが目標。今は220本くらいなので、このペースならいけるんじゃないかな? と。ダイビングは潜った本数だけ経験が伴うし、一緒に行く人に信頼してもらえるのがうれしい。あとは、寒くなる前に富士山にも登って、ご来光の写真を1月1日にインスタへアップしようと思っています」
自然の中に身を置いてエネルギーを充電し、また明日からの日々に備える。木村さんのナチュラルなたたずまいは、そんなサイクルから生まれるのかもしれません。
発売中のESSE11月号では、木村文乃さんの詳しいインタビューが掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。