●2:家族も巻き込み一緒にものの場所を決める
ちらかすものが見えてきたら、家族にヒアリングします。使用頻度や、本当にリビングで使うもの? カバンや財布はどこならスムーズに置ける? 毎日使う爪楊枝やメガネはどこに収納したら戻しやすい? など、意見を聞きました。
すると夫は、財布置き場の近くにレシートや領収書入れがあればラクとか、爪楊枝やメガネは毎日使うからリビングのイスから近い方がいいなど、今までの私の片づけに違和感があったようでした。
それから、2人で一緒に動線を確認しながら収納場所を決め直しました。脱ぎっぱなしの服は、リビングにカゴを置いてそこに入れてもらう、で解決。カバンは玄関から近く、財布は出したら領収書が入れられるようなスペースと動線を考え、置き場所を変更。リビングでの使用頻度の高いものは、リビングのイスに座っても手が届くような場所に壁がけ収納棚を取りつけ、1か所にしまいました。
すると、使いやすくてしまいやすくなり、探したり、私に怒られたりすることがなくなりました。さらに、ものの定位置を一緒に決めたことで、以前よりも片づけを率先してくれるようになりました。
●3:リビングで使うものは徹底的に絞りこみ
私は趣味が絵画で、カラフルな色のペンをたくさん持っています。ただ、リビングにあるのはペンボールペンとマジックの2本のみです。
メガネも本も、今使っている読んでいるもの以外はリビングに持ちこみません。使用頻度の高いものしかリビングに置かないことで、すっきり感を保っています。今一度、リビングにあるべきものかを向き合って考えてみてください。
●今月のノラさん
すべての画像を見る(全4枚)娘が自由に走り回れて、オモチャを思いっきり広げて遊べて、片づけがシンプルという3つの観点から、リビングにはなるべく今使っているものしか置かないように心がけています。
壁を使った収納棚は、賃貸にも取りつけが簡単で、跡が残りづらいものをネットで探して購入。娘がお風呂に入っている最中にサッと書く5年日記や手帳、郵便物、文房具や化粧水、ハンドクリーム、爪切り、綿棒、母のクロスワードやサプリまでジャンルを問わずリビングで使う一軍のものが大集結! 扉には、いちばん使うハサミとなぜかすぐ紛失するゴムをかけて。最近は娘の絵本が増えてきたので、新たな置き方を模索中です!