知らないうちにどんどんものが増え、収納におさまりきらない…。そんな経験はありませんか? 「今あるものでなんとかするという考え方が、ものを減らす近道です」と話すのは、整理収納コンサルタント・須藤昌子さん。ご自宅の収納を例に詳しく教えていただきました。
保存容器は6個だけ。これ以上増やさないルール
1つ1つのものは小さくても、なにかものが増えるとそのぶん収納スペースが必要になり、管理やお手入れの手間がかかります。整理収納のプロである須藤さんも、ものをできるだけ増やさないことを心がけているそうです。
「とくにキッチンは、食品や食器、調理器具とただでさえものが多い場所なので気をつけています。保存容器の数はサイズ違いもすべて合わせて6個だけ、と決めています」
すべての画像を見る(全4枚)須藤さんはつくりおきをしない派。前もって野菜の下ごしらえもしません。その日使う分だけその場で調理するスタイルです。そのため6個だけでもあまり不便を感じることはないそうです。
サイズ違いだと重ねて収納することもできて便利。ガラス製ならにおいや色が残ることもなく、そのまま食卓に出せます。
●ご飯の冷凍はラップフィルムで
余ったご飯を冷凍することもありますが、そのためにわざわざ保存容器を買いたすことはしていません。ご飯はラップフィルムで包んでいます。
「ご飯専用の保存容器もたくさん販売されていますが。わが家には必要ありません。冷凍ご飯に毎日使うわけではないし、ラップフィルムでその都度、ご飯の量に合わせて包むほうが私はラクに感じています」