大人気アニメ・プリキュアの新作映画が今年も公開! 『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢見る♡お子さまランチ!』の舞台は、突然おいしーなタウンに現れた“お子さまランチのテーマパーク”・ドリーミア。プリキュアがみんなの“おいしい笑顔”を守るため活躍する姿が描かれます。この話題作に登場するキャラクターの声をお笑いコンビ・和牛の2人が担当! 収録時のエピソードや、映画のテーマである「おいしいごはん」のこと、普段の暮らしぶりについて教えてもらいました。

『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢見る♡お子さまランチ!』和牛の水田信二さん・川西賢志郎さんインタビュー

和牛
和牛の水田信二さん・川西賢志郎さん
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和牛の2人が、初めて劇場版アニメの声優に挑戦! 収録直後の自画自賛(!?)インタビューをお届けします。

――劇中で、ロボット役を演じた2人。長編の劇場版アニメの声優を務めるのは初めてとのことですが、手ごたえのほどは?
川西賢志郎(以下、川西):いい出来じゃないですかね。思ったほどテイク重ねなかったんで。最初は恥かいて終わるんだろうと思ったけれど、結構スムーズに録っていただきました。ロボットの役なので無機質にしゃべることを意識していたら、監督さんから「自分たちらしくしゃべってくれればいいから」と言われたので、ロボットと人間のはざまみたいな感じになってます。
水田信二(以下、水田):監督にはだいぶ喜んでもらえていましたね。僕も、ロボット役だからと、人間みを減らして臨みました。でもまったく違う方向性だったので、役づくりは見事に間違えました。結局、監督とすり合わせてなんとか終えられましたけど。まぁ、今回は「様子見」ということで。
川西:なにが様子見やねん。

●関西弁のロボットで和牛らしさをアピール

和牛ロボット
和牛の2人に似ているロボットも登場!

川西:でも確かに、最初に僕らにオファーが来たときは思わず「なんで!?」とは言っちゃいましたね。僕らがやるからには、「漫才的なかけ合いがあったりするのかな?」という期待もあったんですけど、ロボットでした。収録が終わった今も、「なんで僕らだったんやろう」って(笑)。光栄ではありましたけど。ま、その中でも僕ららしさはちょこちょこアピールしていて、関西弁も入れ込んでいるから、声を聴いたら僕たちだってわかってもらえると思うんですけどね。
水田:そうそう、監督からも「今の関西弁よかったよ」って言ってもらえました。僕も「はい、ありがとうございます!」って。
川西:いやいや、オマエ愛媛出身やから。
水田:いずれにしても、今後声優の世界に進出するいい足がかりにはなったかなと。ただ、漫才は常にお客さんが目の前にいて反響がすぐにわかるけれど、声の仕事はそれがないのでちょっと不安にはなりますね。あと、「今のテイクの出来栄えで、次のオファーの役も変わってくる」と思うと緊張しますね~。
川西:やる気やな、こいつ。

●子どものときより苦みや地味な味に惹かれる

和牛

――今回の映画は「お子さまランチ」がモチーフになっています。2人はどんなお子さまランチにテンションが上がりますか?
川西:僕はハンバーグとカレーが好きで…。だからハンバーグの入ったカレーには、アドレナリン出ますね。
水田:同じくハンバーグ。そんでハンバーグにエビフライっていうのはスゴイことやと思います。今でも洋食屋さんに行くと、この組み合わせのランチセット頼んじゃいますね。ずっと好きなんで。大人になってちょっとだけ変わったのは、デミグラスソースにちょっと苦みが欲しくなるところですかね。ほろ苦いうまみが欲しくなるお年頃になりました。

――お子さまランチ以外にも、テンションを上げてくれるものはありますか?

川西:僕はラグビー観戦ですね。動画で世界中の試合を見て、「おおおー」と奮い立っています。
水田:僕は料理人だったこともあって、やっぱりおいしいものを食べたり、つくったりするとワクワクしてきます。京都をぶらぶらして新しいお店を開拓したり。家では、炊き込みご飯をよくつくります。おばあちゃんっぽい、地味なメニューがしみじみおいしいなと感じる42歳です。

●水田さんの声が太ってきた!?

和牛

――子どもたちから絶大な人気を誇る『プリキュア』。お子さんといっしょに劇場に足を運ぶ、お二人と同世代のお父さんも多そうです。
川西:さっきも、2人でそんな話をしてました。この映画は、ただただ楽しいだけじゃなく、正義を問う大きなテーマもあったりして、お父さん世代にもおすすめです。
水田:そうそう。大人が見てもいろいろ考えさせられますね。この映画を観たお子さんは、ぜひ大人になってまた観返してもらえるとうれしいですね。そして、僕ら和牛の声も思い出してほしい。
川西:「ちょうどこの頃、水田さんが急に太り始めて、声まで太くなってきてるわ」と懐かしく思い返してもらえれば。
水田:ま、僕たちもそういう年になってきたってことですよね。僕は子どもがいたら、食べ歩きにつき合わせたいです。
川西:僕は琵琶湖でいっしょに魚釣って食いたいですね。…実際は独身代表やけど、俺ら。
水田:うん、家事もちゃんとやってますしね。
川西:そうそう。最近、掃除がおもしろくなってきたの。