9月1日は防災の日。いつ起こるかわからない災害に備えて、日頃から準備を徹底しておきたいもの。今回のテーマは「災害時の水不足」。水不足になると、いつも通りに歯をみがけなかったり、手を洗えなかったり、不衛生になりやすいことが予測されます。

寺嶋さん親子

 

非常時持ち出し袋にオーラルケア用品を入れておくべき理由

非常時持ち出し袋を用意しているという方は多いと思いますが、ハブラシなどの「オーラルケア用品」は意外と忘れがち。ここでは、水不足時でもできる口内ケアと手指ケア方法をご紹介します。親子で予行練習し、非常事態のときにしっかり行動できるように、準備をしておきましょう!

●水不足が原因で、感染症にかかる可能性が高まる

災害時、水不足や断水などで、限られた水での生活を余儀なくされる可能性が考えられます。食後に今までの暮らしと同じ環境で歯をみがけないのはもちろんのこと、ハブラシの備えがなくて歯をみがけない……という最悪なケースも。

ですが、歯みがきができず、口の中が不衛生な状態が続くと、むし歯や歯周病などのトラブルだけではなく、口の中の細菌が肺に入り肺炎を引き起こす誤嚥性肺炎のリスクも高くなります。

グラフ
出典:熊本県「震災関連死の概況について」

 

実際に2016年の熊本地震では、誤嚥性肺炎を含む呼吸器系の病気が災害関連死の約3割に達したというデータが出ています。また、避難所生活や水不足などで水分が取りにくい状態が続くと、お口の中や、のどの粘膜が乾燥して、感染症のリスクが高くなります。

●非常時持ち出し袋に、オーラルケア製品は入ってる?

歯ブラシなど

災害時の負担や感染症のリスクを少しでも軽減するために、非常時持ち出し袋の中には、除菌ウェットシートや手指の消毒ジェルなどと一緒に、ハブラシとデンタルリンスなどの「オーラルケア製品」も準備しておきましょう。また歯間ブラシや口腔用ウエットシートもあると便利です。高齢者なら、義歯ケース、義歯用シートも用意しておくこと。

さっそくこのオーラルケア製品を使って、予行練習をしてみましょう!

●読者親子が試してみました!

歯磨き中の親子

試してくれたのは……寺嶋千鶴さん親子

“キレイな母ちゃん”1期生。8歳の娘さんと一緒に、水不足時を想定したオーラルケアに初挑戦。「毎日習慣でやっている歯みがきが急にできなくなったら、それだけで不安になりますし、娘の虫歯も心配。いざという時に備えて、親子でしっかり練習したいと思います」。

<予行練習1>水が少ないとき、断水で水が止まってしまったときの口内ケア

シーン1:水が少ないとき

ハブラシさえあれば、少量の水でもきちんと歯みがきをすることができます。

コップを傾けて、ブラシ部分が浸かるくらいの少量の水を入れて、ハブラシをぬらして歯をみがきます。ブラシが汚れてきたら一度ティッシュなどで拭き取って、再度水をつけてみがくのを繰り返します。

コップ

「ハブラシに水をつけてから洗いたいので、この方法なら水を無駄にせずきちんと歯をみがくことができると知って安心です」(寺嶋さん)。

使用したハブラシ

歯ブラシ
左・システマハブラシ コンパクト4列ふつう/右・クリニカKid'sハブラシ 6-12才用

 

【大人】

システマハブラシ コンパクト4列ふつう

超極細毛が、歯周ポケットの奥の汚れを歯周病プラーク※ごとごっそりかき出す、歯周ケアのためのハブラシ。薄型ヘッドだから、お口の奥の歯周ポケットまで届きやすい。

歯周ポケット内の歯垢(歯周病菌を含む菌の集合体)

https://www.lion.co.jp/ja/products/81

【キッズ】

クリニカKid'sハブラシ 6-12才用

子どもの成長に合わせて、歯みがきの習慣化から、上手なケアをサポートする高機能子ども用ハブラシシリーズ。6~12才のお子様の手の大きさに合わせたハンドル設計です。(毛のかたさ:ふつう)

https://www.lion.co.jp/ja/products/132

シーン2:水が止まってしまったとき

断水時に役に立つのが「デンタルリンス」。水を使わなくてもいいので、合わせて備えておくと安心です。

使い方は、キャップに適量を注いで口に含み、20秒ほどすすいでから吐き出します※。そのあと、軽くブラッシングをしてください。

商品の使用方法をご確認ください。

デンタルリンス

 

口内細菌の増殖を抑制できる、殺菌成分の入ったものがおすすめ。さらに刺激の少ないノンアルコールタイプは、子どもでも使えます。大人向けと子ども向けどちらも備えておきましょう。

「初めて使ったけど、上手にできた!」(娘さん)。「低刺激で使いやすくて驚きました。これがあれば水が出ないときも、口の中をすっきりさせることができますね」(寺嶋さん)

使用したデンタルリンス

デンタルリンス
左・システマ ハグキプラス デンタルリンス ノンアルコールタイプ450ml/右・クリニカKid's デンタルリンス いちご

【大人】

システマ ハグキプラス デンタルリンス ノンアルコールタイプ450ml

【医薬部外品】システマデンタルリンスM(ノンアルコールタイプ)液体歯磨

歯ぐきのコラーゲンを守りながら、組織を修復して、歯周病※を防ぐ薬用デンタルリンス。ノンアルコールで低刺激なので、やさしい使用感が特徴。

歯周病:歯肉炎・歯周炎の総称

https://www.lion.co.jp/ja/products/18

【キッズ】

クリニカKid's デンタルリンス いちご

【医薬部外品】ライオンデンタルリンスCL 液体歯磨

長時間「殺菌+抗菌コート」してムシ歯・口臭・歯肉炎を予防する、ノンアルコールの子ども向け薬用デンタルリンス。香料にはライオン独自の辛くない天然ミント配合で、フルーツの香味が長続きします。

https://www.lion.co.jp/ja/products/21

●「口閉じ歯みがき」で飛沫抑制

感染症対策を徹底するために、口を閉じて歯をみがく「口閉じ歯みがき」を実践しましょう。
前歯の外側をみがくときには、「ウー」の形に口をすぼめて、前歯の裏側をみがくときは、ハブラシのかかとを使うとみがきやすいです。さらに口をすすぐときは、低い位置で水を吐き出すなどの気遣いも忘れずに。

口閉じ歯磨き

学校や職場などの共用の洗面所での歯みがきにも応用できるので、日常でも取り入れるのがベターです。

「洗面台の鏡や家具などに飛沫してしまうのが嫌なので、普段から実践していました。感染症対策にもなりますね」(寺嶋さん)。

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<予行練習2>水で手が洗えないときの手指ケア

水なしでもできる手指ケア方法をご紹介します。活躍してくれるのは「お手ふきシート(ウェットシート)」と「消毒ジェル」。

●とくに汚れが残りやすい部分

指先やつめの間は特に汚れやすく、指と指の間などは汚れがたまりがち。さらに手の甲や手首、親指のつけ根は、ケアをおろそかにしてしまいがちな部分なので、手が洗えないときこそ、目に見えない汚れもしっかり落とすことを意識しましょう。

アイテム1:お手ふきシート

お手ふきシート

シートを広げたら、まずは手のひらと甲をしっかりふきます。次に親指の腹から指先にかけて汚れをふき取ったら、ほかの指も同様に丁寧にふき取ります。

指先

子どもでも安心して使えるノンアルコールタイプがおすすめです。また、お手ふきシートはテーブルやドアノブなどの除菌にも便利です。

「水が出ないとき、手指だけではなく、いろいろな場所をふくのに大活躍してくれると思います」(寺嶋さん)。

アイテム2:消毒ジェル

消毒ジェル

ジェルを適量手のひらにとって、手のひらをこすり合わせたら、両手のひらの上で指先にすり込みます。手の甲にもすり込んだら、指の間は、両手を組むようにこすり合わせましょう。親指と手首は、反対の手でねじるようにすり込み、最後にジェルが乾燥するまですり込みます。
「ジェルが密着して伸びもよく、手全体を消毒してくれる感じがします。使用感はサラサラで、不快感がなくて感動。ポンプ式なので子どもが出しすぎることもなくおすすめです」(寺嶋さん)。

使用した消毒ジェル

消毒ジェルと除菌シート
左・キレイキレイ薬用手指の消毒ジェル/右・キレイキレイ除菌ウェットシート アルコールタイプ・ノンアルコールタイプ

キレイキレイ薬用手指の消毒ジェル

【指定医薬部外品】ライオン薬用ハンドジェル 効能:手指・皮膚の洗浄・消毒

密着ジェルが手にとどまり、つめの間などにもしっかりいきわたって消毒。1プッシュで出てくるジェルの量は0.5mLで、子どもから大人まで量を調節しやすく、子どもの手からもこぼれにくく使いやすい。

小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること

https://www.lion.co.jp/ja/products/322

テーブルや子ども用品などを除菌したいときは、こちらがおすすめ!

キレイキレイ除菌ウェットシート アルコールタイプ・ノンアルコールタイプ 10枚/30枚

ふだんよく触れるテーブルや子ども用品、ドアのノブやスイッチなどを除菌しておくことも大事。子どもがよく触れるものを拭くときは、ノンアルコールタイプのウェットシートがおすすめです。

除菌とは硬質表面の菌を減少させることをいい、すべての菌を除去するものではありません。

https://www.lion.co.jp/ja/products/319

<予行練習3>口の乾燥を防ぐために、唾液を出すマッサージをする

唾液には、口内の汚れや細菌を洗い流してくれる働きがあります。避難所では、水分不足や、ストレス、マスク生活などで唾液が減少する恐れがあるので、頬のマッサージで唾液の分泌を促しましょう。

●唾液が出やすくなるためのマッサージ

マッサージ

指で頬と耳の下に当てて、円を描くように回します。

「マッサージをしていると、唾液が出てくる感覚があります。すぐできるので、普段口の中が乾燥したときにも実践してみたいと思います」(寺嶋さん)。

不測の事態に備えて、日ごろから準備を徹底しておけば、いざというときに落ち着いて行動でき、家族を守ることにつながります。

「オーラルケア用品を備えておくことが、とても大切というのがよくわかりました。ハブラシやお手ふきシートなどは、ローリングストックのように、多めにストックしておくだけで手軽に防災対策になりますね」と寺嶋さん。

日常の延長でできる防災対策、家族でぜひ試してみてくださいね。

●抽選で10名にライオン商品の特別セットをプレゼント!

アンケートに回答いただいた方の中から10名に、ライオンの商品をセットにしてプレゼントします! 締め切りは2022年9月30日(金)まで。ぜひご応募ください。

【プレゼント内容】

・システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ 1本(エレガントフルーティーミント)
・システマ ハグキプラス プレミアム デンタルリンス 600mL 1本(エレガントフルーティーミント)
・キレイキレイ薬用手指の消毒ジェル 本体1個

抽選で10名に当たる! アンケートプレゼントはこちらから!

製品に関する問い合わせ先/ライオン 0120-556-913