ものを長年使っていると、買った当時は白かったのにいつの間にか黄ばんでいた…という経験をしたがあるのでは? さまざまな生活情報誌の制作に携わる生活情報ライター・佐藤由香さんは、数々の掃除取材の中でプラスチック製品の黄ばみを取る方法を学んだのだとか。今回は、臨場感あふれる「家庭用品の漂白」をレポートしれくれました!

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黄ばんだものが真っ白に…?驚きの掃除術

掃除や洗濯の調べものをしょっちゅうしていると、思いがけないテクニックをいろいろと知ることができるのですが、先日とてもおもしろい記事を見つけました! それは「黄ばみの漂白」というワザです。

たとえばカレーの着色、化学変化で黄変した白いプラスチック製品(ABS樹脂のもの)が、紫外線で真っ白に復活するとか。

ほーー! これは真夏の今こそ試してみるべき! というわけで、今回は「家庭用品の漂白」レポートをお届けします。

●本当に白さは取り戻せるの…?

まずは、プラスチックの漂白から。用意するのは酸素系漂白剤(粉末よりは液体が使いやすいかも)。酸素系漂白剤のなかでも、漂白活性化剤が入っているほうがより強力な漂白効果が期待できます。

無印良品の衣装ケース
無印良品の衣装ケース
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黄ばみのブツは、無印良品で8年ほど前に購入した衣装ケース。前面のフレーム部分の黄ばみがだいぶ目立つようになったのですが、買ったときのように真っ白になるかな? そのほかの必要な道具は…。

必要な道具

・つけ置き用の容器(紫外線が透過する透明なもの。今回はキッチンペーパーを浸すだけですが、ものに応じたサイズを用意)

・使い捨てポリ手袋(酸性洗剤なので手荒れ防止に)

・キッチンペーパー(全体を浸さない場合に必要)

・ラップ(キッチンペーパーを包みます)。

と、特別に買いそろえるものはなく家にあるものだけで大丈夫です!

●狙い目は日焼けしそうな紫外線が強い時間帯

キャプチャー

今回のワザは紫外線が大事! 陽がギラギラしている日の昼前後が紫外線のピークなので、その時間帯をめがけてトライしましょう。曇りでも紫外線が強い日があるので、UVアプリなどでチェックするといいですよ。