●計量スプーンは2本だけ。計ってそのまま食卓に出せるデザインを

須藤さんが調味料の計量に使っているのは、ステンレスの計量スプーン。

「容量ごとにいくつも持つのではなく、大さじと小さじの1本ずつだけです。通常のスプーンとは違ってもちろん目盛りがついているし、注ぎやすい形状になっています」

計量スプーン
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ステンレスを選んだのは、におい移りしにくく、このまま食卓に出しても違和感のない高級感もプラスしてくれるから。須藤さん宅では計量、とりわけ、ドレッシングなどを食卓で注ぐなど、このスプーンで何役もこなしているそうです。

いろいろ使えるスプーン

「持ち物の数を減らせるし、余計な洗い物も減らせて一石二鳥。ものが減ることで、家事がよりスムーズに回っている気がします」

須藤さんによると、料理好きの人、下ごしらえやつくりおきをよくする人は調理器具をたくさん持っているケースが多いそう。

「なにかを持つことで収納スペースは狭くなり、お手入れする手間もかかります。当たり前に持っているものが本当に必要かどうか考えてみれば、意外となくても大丈夫! と思えるもの。スパッとなくしてみると、今までかけてきた手間の多さに気づくかもしれません」

須藤さんのアイデア、ぜひ参考にしてみてください。