毎日の家時間を快適に過ごすには、住まいを居心地よく整えるのがコツ。とはいえ、収入に限りのある年金暮らしでは、新しい家具を新調したり、雑貨を買いそろえるほどの余裕はないはず…。そこで今回は、70代ひとり暮らしのブロガー・紫苑さんのお宅を拝見。お金をかけなくてもここまでできる! インテリアの工夫をお見せします。
プチプラでもアイデアで勝負!インテリアの工夫
【紫苑さんの1か月の支出リスト】
- <収入>
- 国民年金 49,456円
- <支出>
- 食費(米代を含む) 9,118円
- 水道光熱費 7,746円
- 通信費 7,560円
- 日用品費 1,000円
- 書籍代 1,250円
- 交通費 2,000円
- そのほか 8,000円
- 合計 36,674円
- 貯蓄 12,782円
- 収支 0円
- ※「これからの暮らし」vol.2(2022年5月発売)取材時点の情報です
築45年の持ち家に暮らし、毎月5万円の年金で生活している紫苑さん。家にあるものを上手に再利用したり、100円グッズを活用して、自分らしい空間をつくり上げるアイデアを紹介します。
●昔使っていた本棚をチェスト代わりに
すべての画像を見る(全5枚)使わなくなった背の高い本棚の扉を外し、横向きに倒してチェストとして使っています。引き出しは不用になった家具を活用。「本棚が大きすぎて不用品の買い取りに出せなかったので、再利用しました」横長のかごは、着物の着替えに使う「乱れかご」。
●カゴバッグは使う&飾る&もの入れで3倍活躍
カゴバッグは外出時に使うだけではなく、飾ってインテリア小物として楽しんだり、中にものを入れて収納グッズに。「バッグはリサイクルショップや区のリサイクルセンターで買いました」
●グリーンは水やりがいらないフェイクでよし
「観葉植物を枯らしてしまったことがあるので、安価で手間がかからないフェイクグリーンに替えました」。キャスターつきの台にのせて、掃除しやすい工夫を。