大人も子どもも。家族みんなで「捨てフェス」!

すっきりとした部屋をキープするには、お子さんやパートナーなど、自分以外の家族の協力も必要。どんな方法で協力してもらうのがいいのか、教えてもらいました。

●夏休みは家族で「捨てフェス」

平野ノラさんスキップ画像
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平:今回のテーマは、“夏の捨てフェス”です。クローゼットや玄関など、まずはどこか1か所でもすっきりさせると、うれしくなってモチベーションが上がります。

近:片づけは、「祭り」として徹底的に向き合うと弾みがつくし、効果を実感しやすいので、夏休みはいいチャンス。理想の暮らしを思い浮かべながら、家族みんなで夏のイベントとして、“捨てフェス”を開催するのもいいですね。

平:確かに、ある程度まとまった時間をとって徹底的に片づけると、「今」やりたいことや、なにをしているときが幸せなのかが明確になります。家族と一緒にというのもいいですね。こんまりさんは、お子さんたちに片づけをどう教えているんですか?

●「片づけなさい!」と怒っても意味がない

近藤麻理恵さん

 

近:1つの作業を終えたら、次を始める前に片づけるというのは決めて、習慣にしています。「片づけなさい!」と怒るのは、意味がないと思うんです。散らかしたら、“片づけるチャンス”くらいの気持ちでこちらが楽しく片づけていると、子どももマネするようになります。疲れてその余裕がないときは、散らかっていてもOK。子どもが3人いると、「片づけコンサルタントを名乗っていいのかしら?」と自問するほど、散らかってしまうこともあります(笑)

平:こんまりさんでもそんなことがあるなんて、ホッとします。「片づけなさい」とか「捨てなさい」って怒られるのいやですよね。引っ越しを機に夫の本を片づけるのを手伝ったのですが、「あなたのネクストステージにふさわしい本だけを選んでほしい」と励ましました。最初は、「捨てるものなんてない」と言っていた夫ですが、全部出してみるともっていることさえ忘れていたものもたくさんあって、1/3ぐらいを手放すことができました。

平野ノラさん画像

近:すばらしいですね。全部出して、1つ1つのものに触れると、残したいもの、そうでないものが感覚としてわかってきます。手放すときは、捨てるにせよ、フリマアプリなどで売るにせよ、心の痛みや手間を伴いますが、だからこそ、ものを大事にするようになるし、買い物に慎重になりますよね。

平:それほど気に入っていない1000円のシャツを10枚買うより、本当に気に入った1万円のシャツを1枚買う女になろうと、意識が変わりました。

近:捨てることで、もののもち方は確実に変わります。「捨てるのがつらい」と感じるのは当然。その感情と向き合えば、残したものたちをこれまで以上に大切に扱うようになるし、今の幸せに気づくことにつながると思うんです。

こんまり®流片づけとは?

近藤麻理恵さん

 

もの別に片づけるのがこんまり流メソッド。片づける順番は、衣類→本→書類→小物→思い出品。ものはすべて収納から出して、1か所にまとめます。そのなかから、“ときめく”ものだけ残すというもの。新著は読めばメソッドが体感でき、片づけたくなる! と評判。

 

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