アイランドキッチンのすぐ横にダイニングテーブルを配置すると、家事がラクに。そのうえ団らんも増えます。このプランを採用した整理収納アドバイザーでもある日刊住まいライターが、1年間暮らしてみて日々感じているメリットを紹介。キッチンプランに役立つポイントを語ります。
すべての画像を見る(全6枚)3歩で配膳!つくってすぐにセッティング完了
家族構成が夫婦と長女という筆者の一家。以前暮らしていた賃貸マンションでは、キッチンとダイニングが離れていました。キッチンとダイニング間では会話がしづらく、おもに食事の準備・あと片づけをする筆者は、なんとなくキッチンにひとりぼっちのような寂しさを感じたことも。加えて、台所仕事の動線の悪さも感じていました。
そこでハウスメーカーで家を建てる際に採用したのが、写真のようなプラン。フルフラットのキッチンと、そのすぐ横にはダイニングテーブルを配置しています。
この配置のおかげで、食事の準備とあと片づけがとてもスムーズでラク。
でき上がった料理は、キッチンから3歩横に歩くだけで、ダイニングに配膳できます。もし、家族が1歩動いて取りに来てくれれば、筆者は2歩歩くだけで料理を渡せます。
汁物などこぼれやすいものでも、動線が短ければより安全・よりラクに運べることに。3歳の娘も、お手伝いができてうれしそうな様子。
必要な食器は、振り向くだけですぐにダイニングへ
キッチンとダイニングの背面には、カップボードを設置しています。このカップボードには、食器やカトラリーを収納。この距離感のおかげで、取り皿やカトラリー、コップなどは、振り向けばすぐにダイニングに置けます。
食事を始めてから「取り皿がたりない!」というシチュエーションでも、さっと取り出しが可能。ちょっとしたことですが、ストレスが減って、食事に集中できるのがありがたいと感じます。