マイホームを購入する際には、人それぞれいろいろな判断基準があるもの。間取りや広さ、価格はもちろん、立地条件もそのひとつ。夫婦そろって譲れなかったのが「駅近物件」だった日刊住まいライター。実際に建売住宅を購入して7年、これまで感じたメリット&デメリットを実体験から振り返ります。

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「駅近」は物件選びで譲れない条件でしたが…
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住んで実感した駅近物件のメリット

電車

以下に、駅近物件に住み続けて感じたことを説明していきます。やはりなんといっても、最大のメリットは利便性と言えるでしょう。

 

●通勤通学に便利

駅近に住むことで得られる大きなメリットは利便性。

筆者の以前の家は駅から遠かったので、通勤にはバスを利用していました。バス停まで歩く時間、バスを待つ時間、駅までの時間…。駅近の今の家では、これらがカットできるのでとても効率的です。朝はゆとりをもって起床できるのも大きな変化でした。

悪天候にも悩まされず、通勤通学ができるのも便利。大雨や台風のとき、交通手段に支障が出ても、少なくとも自宅と駅の往復はなんとかなります。また、残業で夜遅くなったときも、わが家の住まいの環境では、夜道に人通りがあるので安心です。

 

●買い物など生活が便利

駅から遠くに住んでいたときは、車で行ける場所ばかり選んで出かけていた筆者。駅近に引っ越してからは、電車に乗って街の中心地に出ることも増えました。

車を使わないことで、それまではあまり行く機会のなかったワインバーなどを利用するなど、新しい夫婦の楽しみも増えました。

また、以前の住まいでは駅からタクシーで帰ることも多かったのですが、今は皆無。ワンメーターの距離だったとはいえ、1回利用すれば700円弱かかるので、かなりの節約になっていると思います。

筆者宅の最寄り駅は、たくさんのバスの路線上にあり、出かける選択肢も増えました。移動が本当に便利になったと実感。

 

●将来の住み替えも安心

筆者夫婦の両親は持ち家なので、将来、どちらかの家に住むことになる可能性はゼロではありません。また、年齢を重ねると、今よりコンパクトな間取りや、もっと設備の整ったマンションに住み替えたいと思うかもしれません。

そのようなことを考えたとき、駅近物件であれば、比較的価格が下がりにくく販売しやすいので、その点でも安心です。