傷みにくいお弁当づくりのポイント【調理編】
調理の際のポイントはしっかり加熱をすること!
●肉は小ぶりにしてしっかり加熱を
すべての画像を見る(全5枚)中まできちんと火がとおっていないと、食中毒の原因菌が残ることが。肉は中心まで70℃で1分以上の加熱が必要。ハンバーグやから揚げなどは、お弁当のときは小ぶりにするとしっかり加熱できます。
●卵は半熟NG!よく加熱して卵も加熱が甘いと、食中毒の原因となるサルモネラ菌などが残って繁殖してしまうことがあります。お弁当用の卵焼きはいつもより長めにしっかり火をとおしましょう。
●加工品も必ず加熱する
ハムやかまぼこ、ちくわなどの加工品は、生のまま食べられるもの、保存料が入っているものでも、常温で長時間おくのは危険です。お弁当に入れるときは、必ず一度火をとおして。
●生野菜やフルーツは別容器で
野菜は加熱調理し、水気をよくきってつめるのが基本。生野菜は水分が出て菌が増殖しやすい環境になるので避け、サラダやフルーツを持参するなら別容器に入れましょう。ミニトマトはヘタに雑菌が多いので、ヘタを除いてからよく洗って。
●“前日のつくりおき”や“冷凍したもの”はどうしたらいい?
ここで紹介している注意点を守ってつくり、冷蔵保存すれば、前日つくったものを朝そのままつめるだけでもOK。ただし、ゆで物やあえ物は水分が出やすいので、つくりおきは避けて。つめるときや持ち運びの注意点も守りましょう。
また、自分でつくって冷凍したおかずを、凍ったまま入れて自然解凍するのはNG。必ず再加熱してから冷ましてつめましょう。