気づけばいつもキッチンが汚れている…そんな悩みを抱える人は多いもの。がんばってもきれいが保てないのは、家族にとって使いにくい収納になっているからかも!? 家族の使い勝手を考慮するとキッチンは驚くほど使いやすくなります。整理収納アドバイザー・岡本あつみさんに聞いた、子どもも使いやすいキッチン収納アイデアを紹介します。

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家族に合わせた収納でキッチンのきれいを実現

子どもの身長や性格を考えて、しまう場所の工夫をしています。家族が自分で片づけられる仕組みをつくることで、散らかりを予防。きれいな状態をキープできます。

キッチンはいつもいるスペースなので、見えるところは色や素材を統一することも、気分よく過ごすアイデアのひとつです。

●1:お弁当グッズは子どもごとにセット収納

弁当箱
3姉妹それぞれのグッズを収納!
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弁当箱、弁当袋、箸、お手ふきなどのお弁当グッズは、アイテム別ではなく子ども別に収納。

「それぞれお気に入りのものを使っているので、カゴで分ければ管理もしやすいです」

つり戸棚収納

3姉妹分のお弁当セットはつり戸棚に並べて収納。水筒は棚に取りつけたワイヤーラックに。

●2:冷蔵庫は背の低い三女に合わせた収納に

冷蔵庫

ゼリーやお菓子などが入ったおやつボックスは小学生の三女の身長に合わせて低い位置に。

「子どもが自分で取れる高さにしておけば、私がいちいち取らなくていいので手間がかかりません」

●3:片づけが苦手な長女専用スペースを用意

食品を入れたカゴ

自分で料理をするようになった高校生の長女のため、カゴの手前側を専用スペースに。

「オートミールなどを適当な所にポンポン置くので、『ここに置いてね』コーナーを設けました」