曲げわっぱでつくるお弁当の例

ここからは実際に私がつくった弁当例をご紹介していくことにしましょう。
結論から申し上げれば、ごはんがこんなにもふっくらおいしく味わえることに、しみじみ感動してしまいました。

加えて、詰め込むテクニックが一切不要なのに、仕上がりがなんともおいしそうに見える魔法を実体験し、弁当づくりが楽しくなってしまい、外出がないときにもつくるようになりました。家族が時間差で食事をするときにも、ちゃちゃっと詰め込んでおけば、華やかに大活躍してくれます。

●肉系お弁当がしっかりキマる

豚肉の味噌づけ焼き弁当
豚肉の味噌漬けを焼いて、漬物とゆで卵を添えただけ。
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まずは、子どもも喜ぶ肉ごはん系をつくってみました。弁当箱の内側を軽く水で濡らして、ごはんをよそいます。木の吸湿性によって温かなごはんの蒸気が程よく外に逃げるため、冷めてもふっくらやわらかく、いつ食べてもごはんがとにかくおいしいのです。味噌漬けにした豚肉をトースターで焼いて、ゆで卵と漬物を添えただけなのですが、ほっこりおしゃれな感じが漂いませんか?

 

●魚おかず弁当も雰囲気たっぷりに

塩サバ弁当
塩サバをメインにしたヘルシー弁当は、わが家の男性陣からの人気も高いです

次に、魚おかずが主役の弁当です。ごはんの上に海苔を敷き、塩サバを乗せました。周りにニンジンしりしり、ゆでオクラ、笹かまぼこ、金山寺みそを添えて仕上げてみたところ、肉好きな息子が「豪華なおさかな弁当、うれしいなあ!」と大喜びして完食してくれました。魚といっても難しく考えずに、佃煮やふりかけ、市販のレンチン魚総菜を活用するだけで和風感たっぷり駅弁のような雰囲気にもなってオススメです。

 

●パン弁当もおしゃれにキマる

パン弁当
パン弁当もふんわり詰められて、雰囲気よく仕上がります

そしてもう一つは、パン弁当。ロールパンの間にソーセージや市販のミートボール、チーズなどを挟み、隙間にゆで野菜やハムなどをトッピングするだけでいつもと違った世界観になりますよ♪

 

何を詰めてもおいしそうに見せてくれる効果を実感でき、義務感が強くなりがちなお弁当づくりがポジティブに感じられるようになるかもしれません。

そして想像以上においしそうなでき栄えを実感すれば、楽しい自信が宿るようにも思います。とにかくお値段が手頃ですから、緊張せずにじゃんじゃん活用してみてくださいね♪