独特の味つけがやみつきになる韓国料理は、根強い人気があります。ただ、おうちで韓国料理をつくるのは難しいと思っていませんか? 初心者でも手軽につくれる韓国屋台グルメのレシピをコウケンテツさんに教えていただきました。
おやつやおつまみにぴったりの「韓国屋台グルメ」レシピ
韓国ごはんを楽しむなら、外せないのが屋台料理などのB級グルメ。地元の人たちが愛するローカルフードが、おうちにいながら味わえます。
●お手軽ヤンニョムチキン
すべての画像を見る(全6枚)焼いてタレをからめるだけ! こってり味がやみつきに。
材料(4人分)
- 鶏モモ肉 2枚
- 塩、コショウ 各少し
- 片栗粉 適量
- A[ニンニク、ショウガ(各すりおろす)各1かけ トマトケチャップ、しょうゆ、みりん各大さじ2 酒、ゴマ油各大さじ1 砂糖小さじ2]
- サラダ油 大さじ3~4
- 好みの葉野菜(サニーレタス、サンチュ、青ジソなど)、粗びきコショウ(黒) 各適量
【つくり方】
(1) 鶏肉は小さめのひと口大に切って塩、コショウをふり、片栗粉をたっぷりまぶしつける。Aは合わせておく。
(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を入れ、全体がカリッとするまで両面を焼く。こんがりしたら余分な脂をふき取り、(1)の合わせたAを回し入れて全体によくからめる。器に葉野菜を敷いて盛り、コショウをふる。
[1人分386kcal]
<POINT>
多めの油で焼けば、カリッとした食感に。肉同士がくっついてしまってもタレをからめればバラバラになるので大丈夫。
●2種のミニキンパ
ひと口サイズでパクパク食べられる。
材料(各8本分)
- 焼きのり 4枚
- 温かいご飯 500g
- A[ゴマ油大さじ1 塩小さじ1/3]
- たくあん 10cm
- ニンジン 10cm
- ロースハム 2枚
- カニ風味かまぼこ 2本
- ゴマ油 適量
- 塩 少し
- いりゴマ(白) 適量
- しょうゆ、練り辛子 各適量
【つくり方】
(1) のりは縦横半分に切る。ご飯はAを混ぜる。たくあん、ニンジンは7~8cm長さの棒状に切る。ハムは7~8mm幅に切る。カニかまは裂く。
(2) フライパンにゴマ油大さじ1を中火で熱し、(1)のニンジン、たくあんを炒める。しんなりしたら塩少しをふる。
(3) (1)ののり1切れにつき、(1)のご飯30gくらいをのせ、奥1/3を残して全体に広げる。8切れには(2)を、残り8切れには(1)のハム、カニかまを等分してのせてくるっと巻き、手で押さえて形を整える。ゴマ油をのりに薄く塗ってゴマを散らす。器に盛り、辛子じょうゆを添える。
[たくあんニンジン1本87kcal、ハムカニかま1本96kcal]
<POINT>
ご飯は奥1/3を残して全体に広げると巻きやすい。巻きすいらずで具をのせて手前からくるっと巻くだけ。
●さつま揚げ入りトッポギ
甘辛くってモチモチの止まらぬうまさ。
材料(4人分)
- トッポギ用トック 200g
- さつま揚げ 2枚
- ニンジン 1/2本
- タマネギ 1/4個
- ゴマ油 小さじ1
- 水 1カップ
- A[ニンニク(すりおろす)1かけ コチュジャン、酒各大さじ3 しょうゆ、砂糖各大さじ1と1/2]
- 万能ネギ(小口切り) 2~3本
【つくり方】
(1) さつま揚げは7~8mm幅の棒状に切る。ニンジンは短冊切り、タマネギは薄切りにする。
(2) フライパンにゴマ油を中火で熱し、トックをさっと炒める。分量の水を加えて煮立て、A、(1)を加えて弱火で7~8分煮る。とろりとしたら器に盛り、万能ネギを散らす。
[1人分236kcal]
トックとは
うるち米でつくられた韓国のおもち。歯切れがよく、煮込み料理や鍋料理に加えても煮くずれしにくいのが特長。