今や暮らしの味方にもなっている100円ショップ。生活便利グッズなどを購入する人も多いと思いますが、じつは食材も豊富。安いだけではなく、珍しいアイテムも売っているのです。そんなコスパ大の100円ショップの食品について教えてくれたのは、食文化研究家のスギアカツキさんです。
100円ショップは食の宝庫!食品選びに成功するコツ6つ
すべての画像を見る(全7枚)いまや多くの人にとって、日常の力強いサポーター的存在として成長を続けている100円ショップ。雑貨や日用品もよいけれど、じつは「食品コーナー」がおもしろいのを、ご存じでしょうか? もちろんほとんどの食品が108円(税込)。調味料にはじまり、レトルト食品や缶詰、調味料やスパイス類、お菓子や飲料まで種類豊富にそろっていて、役立ちそうな商品が所狭しと並んでいます。しかしながら、本当におトク感があって正解と思えるものがわかなくて、結局使いきれなかったなんて話もよく聞こえてきます。やっぱり安いだけの魅力しかないのでしょうか?
答はノー! じつ選ぶ際にいくつかポイントを心得ておけば、おいしくて美容や健康にも役立つ名品に出合うことができるんです。そこで今回は、「100円ショップの食品コーナーで賢く買い物をする6つのコツ」をダイソーで見つけた商品実例とともにご紹介したいと思います。
(1) 美容ふりかけの宝庫
・ごまふり マヨしょうゆ(はごろもフーズ)
・無添加ふりかける胡麻あおさ味(真誠)
100均の食品コーナーでおなじみの「ふりかけ」。じつはよく見てみると、ゴマ、ひじき、のりなどの健康食材を生かしたシンプルな商品をたくさん発見することができます。スーパーでよく見かけるものとは異なるラインナップであることが多く、お気に入りを見つけるだけでも楽しい時間になるでしょう。また添加物を使わないシンプルな製法でつくられているアイテムもそろっていますから、健康ニーズに応じてチョイスすることが可能です。
(2) 定番メニューを“時短格上げ”してくれるアイテムが充実
・伝説のから揚げ粉(ニップン)
続いては、人気メニューの格上げにも役立つという視点。例えば、から揚げやチャーハンの味つけをプロ級に仕上げるのって、至難の業ですよね。またつくり慣れたレシピだと、いつもの味に飽きてしまうこともあるでしょう。そんなときのブレイクスルーに活用できるから揚げ粉や中華料理の素が並んでいますから、ご自身の直感を信じて気になるものを選んでみてください。
(3) キャンプ用調味料をそろえるのに最適
・エキストラヴァージンオリーブオイル(エボルテック)
・中濃ソース(ブルドックソース)
・タルタルソース(キユーピー)
・トマトケチャップ(カゴメ)
ここ最近続くキャンプブームに最適なアイテムもそろっています。キャンプ中の調理シーンで、「重すぎずに持ち運びしやすいこと。それでいていつもの定番を…」という願望を叶えてくれるミニサイズが便利。一人分の個包装のタイプもあり、都合に応じて選択可能なので、ソロキャンプにもバッチリでしょう。ファミリー向けとしてもこれからのアウトドアシーズンにも大活躍しそうです。