最近は、太陽光パネルの軽量化、変換効率のアップ、さらには検討しやすい価格の商品が登場して、自宅で使うエネルギーが以前よりもつくりやすい環境になりました。その電気を蓄電池にためておけば、災害で停電しても、家じゅうのコンセントを使うことが可能。安心で快適、光熱費も抑えられる、最新の太陽光発電、発電・蓄電システムを紹介します。
すべての画像を見る(全15枚)フレキシブルな組み合わせで最適な蓄電容量に
パナソニック「創蓄連携システムS+」
蓄電池ユニットの容量は、小容量の3.5kWhから12.6kWhとバリエーション豊富。フレキシブルに組み合わせることで最大37.8kWhまで増設でき、わが家に最適な容量を選べます。停電時には200Vの機器の使用も可能。同社の発電量や蓄電池残量の見える化できる「AiSEG2」と連携すれば、エネルギーをかしこく、より安心に自動制御できます。
蓄電池ユニットなどの機器は小型化することで、増設などの対応がしやすくなっています。
●DATA
201万7400円(3.5kWhのシステム価格※対象品番:LJRC41、LJNR01A、LJDB151、LJB1235、LJTS2322)
取付金具の軽量化で建物への負担を軽減
京セラ「エコノルーツ タイプL」
「エコノルーツ タイプL」は取付金具を軽量化し、建物への負担を軽減。同社の従来品との比較では1㎡あたりスレート瓦は約1.3㎏、和瓦・平板瓦は約1.9㎏、縦葺き板金は約3.6㎏軽くなりました。また、多くの屋根材に幅広く設置可能です。
切妻屋根 平板瓦 6.06kWシステム。水分の侵入などから保護する封止材料EVAを太陽電池セルに採用することで太陽電池の劣化を防ぎ、長寿命化を支えています。
※画像は「ルーフレックス」の瓦金具方式の設置イメージ。太陽電池モジュール間の隙間を含め、実際の製品とは外観・色調・構造が異なります
●DATA
KK315P-5EL3EG:W1665×L1002×H35㎜ 質量18.5㎏/23万5620円