住宅の外装材が進化しています。セルフクリーニング機能でいつまでも美しい外観を保ってくれるタイプ、あるいは、木材でも非常にかたくて耐候性、耐腐朽性が高いタイプもあります。経年変化が少なく、外観の美しさを保ってくれる商品、メンテナンス費用を軽減してくれる素材は要チェックです。編集部が、気になった商品を紹介。
すべての画像を見る(全9枚)軽量で耐久性に優れた鋼板外装材
YKK AP「アイアンベール モダンシリーズ ラインバークスパン」
耐食性にすぐれた溶融亜鉛アルミ合金メッキされた鋼板に、エンボス加工を施した、頑丈で高耐久の外壁材です。窯業系外壁材に比べて約4分の1の重さなので、万が一の地震の際にも建物倒壊の可能性を軽減できます。芯材には断熱材が使用されており、高い断熱効果も発揮します。
紫外線や酸性雨などにも強いフッ素塗装を施したガルバリウム鋼板は、経年変化も少なく、新築のときの美しさが長もちします。リフォームにも最適な外装材です。
●DATA
3790×350×15㎜・3182×350×15㎜/約7810円/㎡
セルフクリーニング機能が光る外装材
LIXIL(旭トステム)「AT-WALLArchi モードストライプ」
塗膜の変色・退色に対して業界最長の30年間保証がついた外壁材。すぐれた耐候性に加えて、セルフクリーニング機能を有したフッ素塗装は、経年による補修塗装などのメンテナンスコストを大きく軽減。意匠的にも細めのリブがモダンですっきりした印象の外観を演出します。
AT-WALLが採用しているのは、数あるフッ素の中でもとくに高い耐候性をもつ、世界初の溶剤可溶型塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」。ビル建築に使われる技術を住宅に採用しました。
●DATA
3030×455×15㎜ほか/6622円/㎡