今週は防災週間。避難経路を確認、備蓄食料を入れ替えたり、防災リュックの中身を見直したりしましょう。
最近では、被災時に持ち出す防災リュックに加え、いつもの通勤・通学・お出かけ用のバッグに入れて持ち歩く「防災ポーチ」が広がりを見せています。最低限の防災グッズを、負担にならない範囲で用意すれば、外出時に被災したときに役立ちます。
100円グッズやDIYに詳しいyumiさんは、100円グッズだけで防災ポーチをつくったそう。さらにステンシルでオリジナルの柄もプラス。
持ち歩くのが楽しくなる防災ポーチについて教えてもらいました。
防災ポーチの中身はすべて100円グッズでそろう!
地震や水害など、いざというときのために自宅に防災リュックを備えていますが、災害時に外出している場合もあるので、最低限必要なものをポーチに入れて持ち歩くようにしました。
携帯用の防災グッズは100円ショップで探しました。
あらためて店内を見渡すと、防災用に利用できるものもたくさん。自分に必要なものを入れた、自分だけの防災ポーチをつくることができます。
私がそろえたものは以下です。
・歯みがきシート10枚入り…シートで歯や舌の汚れをふき取るタイプ
・除菌ウェットティッシュ10枚入り
・ジッパーつき袋1枚…中に常備薬・バンドエイド・アメ・輪ゴムなどを入れています
・マスク個包装10枚入り…ホコリをブロックする用
・携帯裁縫セット
・アルミ保温ブランケット
・輪ゴム
・小銭
・ホイッスルつきライト
・ノック式サインペン
これらをB6サイズのクッションケースに入れてみました。まだ余裕があるのでもう少し小さいサイズでもよさそうです。
ステンシルで、自分だけのおしゃれな防災ポーチに!
さらに、100円のシンプルなクッションケースに、救急マークをステンシルを入れてみました。
愛着がわき、持ち歩くのが楽しくなります。
【材料】
・のりスプレー
・アクリル絵の具
・食器用スポンジ
・カッター
・キッチンペーパー
・紙
どれも100円ショップで手に入ります。
【つくり方】
(1)紙にクロス型を下書きし、カッターで切り取ります。
(2)紙の裏にのりスプレーを塗布。このスプレーははったりはがしたりでき、はがした跡もベタベタしません。気になる場合は目立たないところで試してみてください。
(3)ポーチのステンシルしたい位置に、紙をおいて、はりつけます。隙間があると絵の具が入り込んでにじんでしまうので、カットした部分がポーチと密着しているか確認してください。
(4)小さくカットしたスポンジに絵の具を少量つけ、キッチンタオルで余分な絵の具を落とします。
(5)ポンポンとスポンジをたたく感じで、色を重ねていけば失敗なくステンシルできます。紙をはがせば完成!
今回購入したのはダイソー商品9点で、重さは約260gでした。
ほかに、マストアイテムのモバイルバッテリーを加えるともう少し重くなります。
また、ペットボトルのお水や小さなお菓子なども、バッグに入れるようにしています。
災害はいつどこで起こっても不思議はないので、常にもしものときに備えていかなければと思います。
100円ショップでも防災用に使えるものがいろいろと入手できるので、ぜひ防災ポーチをつくってみてくださいね。