(3) 窓まわりをチェックする

冷房でせっかく冷やした空気も窓対策がされていないと、せっかく冷やした空気が窓ガラスから逃げて、外の熱気が窓ガラスを通して入ってきてしまい、電気代のロスにつながります。遮光性や遮熱性能の高いカーテンにすることで、冷暖房効率が高くなるので買い換えるのも手です。オーダーをする場合、仕上がりまで2週間ほどかかることがあるので、早めに注文をすることをおすすめします。

そして、4月からならゴーヤなどのつる性植物を窓ぎわに置いて、緑のカーテンをつくる時間もあるでしょう。ゴーヤを植えたら、食費の助けにもなりそうです。

 

(4) 新電力にきり替える

大手電力会社よりも○%安くなる。ポイントが貯まる。ガソリン代が安くなるなど、新電力に切り替えることで、電気代が安くなることがあります。自治体単位でも、行動購入することで電気代が安くなるサービスもあります。首都圏10自治体で実施している「みんなでいっしょに自然の電気」は、電気を共同購入することで電気代が安くなる取り組みです。

令和2年度の電気代削減額は、自然の電気30%:約9%、自然の電気100%」約6%でした。募集期間が限られており、次回は令和5年分となっています。申し込みが集まれば集まるほど安くなる仕組みのため、今後の選択肢としてもいいでしょう。

参考:「みんなでいっしょに自然の電気

 

(5) 節電習慣を身につける

節電
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「使っていない電気はこまめに消す!」これは節電習慣の基本です。例えば、時計代わりにテレピをつけっぱなしにしない。照明はこまめに消すなどです。

そしてまた、冷房や照明などを共有して節電する「クールシェア」を習慣にしましょう。家族がリビングなど1つの部屋で集う時間が増えるように、リビングを居心地の良い空間いしたり、日ごろから家族とのコミュニケーションを取るようにしましょう。これから日の出も早くなるので、夜更かしをせず、早寝早起きをするのもいいですね。

さらに、夏場は冷蔵庫の開閉回数が増えますので、それぞれのMY水筒を持って、麦茶などを入れて家の中でも持ち歩くようにすると、冷蔵庫の開閉回数を減らすことができます。それぞれは小さなことですが、夏までに習慣化させておくと、節電の効果も大きくなるでしょう。

 

無理をせず、生活の中で節電できる仕組みを今のうちにつくっておくことで、上昇した分の電気代は取り戻すことができるのではないでしょうか。

 

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