「最近外食ばかり続いている」「味が濃いメニューが好き」なんてことはないでしょうか。もしかするとこのような方は、知らぬ間に塩分をとりすぎているかもしれません。そこで今回は、塩分ひかえめでも、しっかりおいしく食べられる「ひき肉ともやしの担々風蒸し」のレシピを料理家の藤井恵さんに教えてもらいました。

藤井恵さんの減塩レシピはこちらもチェック

塩分ひかえめでもおいしい「豚のしょうが焼き」。簡単な工夫で健康的に塩分カット

食べたらクセになる「ひき肉ともやしの担々風蒸し」

塩分のとりすぎは高血圧のリスクが高まるだけではなく、さまざまな生活習慣病につながる可能性があります。

そこで今回は塩分ひかえめでも、しっかりおいしい「ひき肉ともやしの担々風蒸し」のレシピをご紹介。リーズナブルな材料でお財布にも優しいですし、ラー油や香味野菜が食欲をそそる味わいでクセになること間違いなしです!

 

●生活習慣改善のポイント

食事
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レシピをご紹介する前に、日頃から気をつけたい生活習慣の改善ポイントをご紹介していきます。あなたは次のポイント、ちゃんとできていますか?

 

1) 食べすぎない

おなかが空いていると、ついたくさん食べてしまいますよね? ですが、そのような食生活を送っていると、摂取カロリーの量が思った以上に多くなってしまうことも。食べるときは腹八分目を意識して、ご飯の量を減らし、野菜から食べるようにしましょう。よく噛んで食べると満腹中枢が刺激されて食べすぎ防止になりますよ。

 

2) 動かなすぎない

最近体を動かしていない方は、取り組みやすいウォーキングから始めていきましょう。ウォーキングなどの有酸素運動は体内に酸素を取り入れて、血管の内側を活性化させることができます。ぜひ、ひと駅分長く歩くところから始めてみてくださいね。

 

3) しょっぱすぎない

1日の塩分摂取量の目安は、成人男性は7.5g未満、成人女性は6.5g未満、血圧が高い人の場合は1日6g未満が理想です。「オーバーしているかも…」という方はご紹介するレシピを参考に、減塩を意識してみてくださいね。

 

●ひき肉ともやしの担々風蒸し

炒めもの

【材料(2人分)】

  • 豚ひき肉(もも) 200g
  • もやし 1袋
  • にら 1束
  • A[酒大さじ2 練り白ごま大さじ1/2 しょうゆ小さじ2  にんにく、しょうが(各すりおろす)各小さじ1 ラー油 小さじ1/2]

【つくり方】

(1) にらは4cm長さに切る。

(2) ボウルにAを混ぜ合わせ、ひき肉を入れて箸で混ぜる。

(3) フライパンにもやしを広げ入れ、(2)、(1)をのせる。フタをして中火にかけ、ふつふつとしてきたら7~8分蒸し煮する。器に盛り、好みでラー油(分量外)をかける。

 

【適塩ポイント】

ボウルに肉

ひき肉だけに味つけをして、肉のうまみを引き出すと、しょうゆの量をひかえても物足りなさを感じません。お肉にしっかり味がしみているのでおいしく食べられます。

 

今回の記事でご紹介したレシピは、料理研究家で管理栄養士でもある藤井恵さんが考案したもの。藤井恵さんが監修した『適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ』(扶桑社刊)では、今回ご紹介したレシピをはじめ、食欲をそそるおかずや汁物、ご飯、サラダなどを多く紹介しています。

塩分ひかえめのメニューをつくりたいけど、どうしても物足りない味わいになってしまう方や、料理のレパートリーを増やしたいという方は、ぜひ本書を手に取ってみてくださいね。

適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ

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