●壊れたもの、傷んだものは直すという選択も

金継ぎ
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要らないもの、壊れているもの、傷んでいるものをずっと持ち続けていては運気が上がらないような気がします。でも、例えば、いくらお気に入りでも欠けた食器で食事をするのは、美味しさが半減しますよね。でも、ただ捨てるという選択よりも、直すということもできます。

先日、ラグジュアリーホテルの和食料理店で、目にも美しいお料理が「金継ぎ」された器に盛りつけられてだされました。そんなときあなたならどう思われますか。「あら、やだ修理した器なんて、貧乏くさい」と思われますか。形あるものはいつか壊れる。少し欠けた程度で役目を終わらせるのではなく、修理して愛用していく。生まれ変わった姿を新しいと受け取ってもいいんじゃないかしら。それがお客様に対して失礼になるとは思えないのです。

 

●ボロボロになったソファのカバーを変えた

壊れても、どうにか工夫して使い続ける。わが家の場合は犬がひっかいて傷だらけになったファブリックソファ。7年ほど前でしょうか。当時は思い切った買い物で大事に使っていました。それが2017年パピーだったイングリッシュコッカーとの暮らしが始まると、犬の習性なのかソファにガリガリと穴を掘る。あっというまに見るも無残なぼろぼろにされてしまいました。そこで布カバーをかけボロ隠しをしたのですが、そのカバーも1年ほどでボロボロに。

ペットと中道あんさん

春になったので気分も新たに、ソファカバーの布を買いに出かけました。でも結構いいお値段がしたのです。またすぐにボロボロにされるかも…。そこでソファを買ったお店に連絡して、犬用のカバーに張替えることはできないか問い合わせをしてみました。なんとペット対応ソファカバーがあったのです。布を購入するよりも、当然費用はかかるのですが、「春のお家リフレッシュ」の効果は高く持続性もあるのだろうと、思い切って購入することにしました。ボロボロになった布カバーは犬の穴掘りのために置いておくことにしました。

クローゼットを整え、ソファを一新すると一気にテンションが上がっていきました。まだまだこれからも、要らないものを手放して気持ちよい春を迎えたいと思います。

 

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