2年前に家を建てたことをきっかけに北欧式整理収納プランナーの資格を取得したというインスタグラマーのMomokaさん。冷たい床ストレスを解消するため床暖房を取り入れたり、日当たり、家全体の収納力を伸ばすなど、賃貸住宅に住んでいたときの不満を解消しつつそこで暮らす自分たちがなるべく心地よさを感じることができるように考え抜かれた家づくりのコツや、平家ですっきりと暮らすためにこだわってよかった点について伺いました。
すべての画像を見る(全10枚)北欧式収納の特徴。すっきりは目指すけど、ルールはゆるく
「私専用のクローゼットと夫専用のクローゼットをそれぞれ設けて、その中に入る分なら物の所有は自由ということにしました。そこからはみ出した分は適宜処分することにしています」
そう語るMomokaさんのご自宅では家族共有のクローゼットの他、各人専用のクローゼットを設置しています。すっきりと整った生活は理想的ですが、常に高いモチベーションを保ちながら生活するとなると息が詰まってしまうようなこともあるかもしれません。ですが、このクローゼット内だけはなにをどう置いておいてもOK。極論を言えば常にきっちりと整頓しておく必要もないわけですよね。きちんと整えられた空間と自分の自由に使えるプライベートなエリア。暮らしにメリハリがつけられるのって理想的かも!
●家電はすべてキャビネットにイン。生活感のない理想のキッチンを実現
調理器具や家電、食器やストックしている食品類など、家の中でもキッチンはとくにものの多いエリアです。きれいにしているつもりでも生活感を隠しきれず、急な来客があると焦ってしまうことも…。ですが、Momokaさんのこだわりが随所に散りばめられたキッチンはモデルルームのようにすっきりと整っています。その理由はキッチンの家電とゴミ箱はキャビネットで隠しているから! 生活感を感じさせないキッチンは家の中でもとくにお気に入りの場所となっているそうです。
油はねやホコリなどが付着して汚れやすい家電も、キャビネットの中に隠してしまえばそれだけで汚れにくくなりますよね。見た目がすっきりするだけでなく、面倒な掃除の手間が減るというメリットもあります。なにかと時間に追われがちな主婦にとってはまさに一石二鳥のキッチンまわりと言えるのではないでしょうか。