●家の中にものを増やさないためには「購入前にしっかり吟味する」こと

インテリア
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小物や雑貨などのインテリアを楽しんでいるMomokaさんですが、ただ購入するだけでは家の中がもので溢れてしまいます。努力の末に手に入れたすっきり暮らしをリバウンドさせないため、なにかを購入したいと思った際には購入前にしっかりと吟味する時間を設けることを徹底しているそうです。

「口コミやレビューを隅々まで丁寧に読み、今の自分の暮らしに合いそうか、あるいは必要かどうかなどを考えるようにしています。加えて服やバッグなどの増えやすいものは数の上限を決め、ひとつ買うときには手もちのアイテムをひとつ処分するように心がけています」

 

●収納は7~8割を基準に

今あるものを捨ててまで欲しいのかを考えることが、家の中にものを増やさないようにするコツです。とはいえ、うっかり買いすぎてしまうこともあるかもしれません。その場合、どのように対処するのがよいのでしょうか?

「わが家では最も使いやすく見た目も美しい収納量と言われている7~8割のラインを基準に収納していて、そこから溢れたものは潔く処分することにしています。使う頻度が落ちたものは2軍スペースに落とし、その後一定期間以上使用しなかったものは処分するようにしたり、コンビニの割り箸や化粧品のサンプルは極力もらわないようにしています」

「いつか使うかもしれない」「高かったしもったいない気がする」というものへの未練を断ち切ること、これがすっきりと整った暮らしへの近道なのでしょう。

●家族みんなが使いやすい収納にするための工夫を積極的に取り入れる

カップボード

同じようなシーンで使用するアイテムをグループにして収納したり、ものを取り出して使うまでの動作を減らすことも使いやすい収納の基本です。例えば扉を開け、ボックスの蓋を開いてお目当てのものを取り出すよりも、扉を開けただけでお目当てのものを取り出すことができればその方が楽ですよね。

キッチン道具収納

調理道具など使用頻度が高いものはとくに、取り出して収納するまでのアクションを減らすだけでも、だいぶストレスなくなりました。

収納ケースにラベリング

さらに、収納ケースにラベリングをしておけば探し物に費やす時間を減らすことができます。同じところにものを詰め込みすぎないことも、うっかりものの量が増えてしまうのを防ぐのに効果的です。

必要のないものを手放すこと、そして手もちのアイテムの収納する上でのアイデアや工夫を随所に凝らすことがすっきりと整った暮らしをキープし続けるコツなのですね。自分の暮らしを定期的に振り返り、見つめ直すことがすっきり暮らしに必要なことだといえそうです。