忙しい毎日の負担を少しでも軽くしたい! 家事をやめる手段として、今、家事代行を頼む人が増加中です。一方で、いざ頼むとなると踏ん切りがつかない…という人も。そこで今回は、実際に利用している人の声を紹介。金額やクオリティ、発注の仕方など、気になるところを教えてもらいました。
家事代行を利用したら時間と心に余裕ができました
すべての画像を見る(全6枚)2年ほど前から家事代行を利用し始めたという、もりもとあいさん。
「もともとは夫と掃除を分担していたのですが、汚れを気にする頻度の違いにイライラ…。でも、私が代わるのも癪(しゃく)だったので(笑)、家事代行に踏みきりました。なにをどう頼めばイメージどおりにしてもらえるのか、何度か試行錯誤しましたが、優先順位とクオリティをしっかり伝えることを意識すれば、理想どおりになって完全にその家事を手放せるようになりました」
今では、子どもが床を汚したり、目立った汚れを見つけても“まあ、週末に来てくれるし”と、心に余裕をもてるようになったそう。
「家事がラクになるのはもちろん、家族の平和も保てるので、利用しない生活にはもう戻れません!」
初心者向け!家事代行Q&A
気になっているけど踏み出せない人向け! あるあるな疑問をもりもとさんに聞きました。
●Q:どのような家事を発注すればいいですか?
A:自分のこだわりのない家事がおすすめです。
位置が決まっているものの片づけなど指示が複雑なものは避けて、こだわりのないものがお互いラク。「私はおもに水回りの掃除をお願いしています。普段やりたくても手の回らなかった、洗濯機のフィルター掃除などもお願いできて助かります」
<ここがポイント!>優先順位、クオリティを伝える
ざっくり“風呂掃除”とお願いすると、人により仕上がりに差がでることも。「下記のように必ず掃除してほしい場所と、“しっかり”や“ほどほど”など加減を伝えて」
<もりもとさんの発注例>
【キッチン】(必ず清掃してほしい箇所)
- 棚や壁、冷蔵庫表面の水ぶき(油のはね、手アカ、子どもの汚れた手で触ったものなどあるため)
- IHコンロ上の掃除(焦げ付いていますが、いつも取り切れないので、ほどほどで大丈夫です)
- レンジ内部や周囲の台、床の水ぶき
- 換気扇上、冷蔵庫上のホコリ取り
- シンクと蛇口のふき上げ
- 排水口のカバーのヌメリ取り
【リビング】(上記完了後、残った時間で以下を中心にお願いします)
- 掃除機かけ、ダイニングテーブル下を中心に床の水ぶき、壁汚れの掃除など