料理、洗濯、掃除…と、家事にもいろいろありますが、そのどれにもあてはまらないほどささいな“名もなき家事”。ESSE読者へのアンケートにも寄せられた、ちょっとイラッとする面倒な家事の手間を、上手になくしてラクするワザを3人の達人に教えてもらいました。
3人の達人が実践!「名もなき家事」の解決法
日々の終わりのないささいな家事を、少しでもラクしてすませるコツは? 知的家事プロデューサーの本間朝子さん、家事研究家の香村薫さん、SNSでの育児や家事のアイデアが共感を集めているボンベイさんが実践しているワザをご紹介します。
●食器の水がちょっと残ってて食器棚に戻せない~!
すべての画像を見る(全8枚)・底に切れ目のある食器で解決
洗って乾いた食器を棚に戻そうとしたら高台に水が残ってる…なんていう経験がだれしもあるのでは?「ニトリで売っている『底に切れ目のある汁椀』なら、水が自然に流れ出ます」(本間さん)
●ペットボトルのラベルはがしが地味に手間
・飲む前にラベルをはがす
「飲む前に各自がラベルをはがすのをルールに。残量もひと目でわかり、ちょっとだけ飲み残して放置…ということもなくなりました」(香村さん)
・キッチンカッターを使えばノーストレス
切れ目を探す手間もなく効率アップ。「キッチンカッターは、野菜をとめたテープを切ったりするときにも重宝」(本間さん)
●お弁当の具材が冷える時間を待つのがもったいない
・からの保存容器を冷凍室に入れておく
お弁当をつめるとき、ご飯を冷ますのに意外に時間がかかるもの。「お弁当箱や保存容器をあらかじめ冷凍室に入れて冷やしておけば、冷ます時間を短縮し、さっとつめられます」(香村さん)
●エンドレスなお茶づくりにこりごり
・粉茶にしてその都度つくればOK
家族用や水筒用のお茶は、つくってもつくってもエンドレス。「粉茶にして水で溶くだけなら家族も自分でできるし、お茶づくり用のやかんやボトルを洗う手間も省けます」(本間さん)