●解約条件と解約方法を確認

紙に書く女性
じつは似たようなサービスを複数契約してしまっているパターンも…
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まずは、現状の契約状況を書き出して把握してみてください。解約したいサブスクの解約条件と解約方法を確認しましょう。例えば、家具や家電のように、期間を決めて契約をしたサブスクは、期間満了前に解約をすると利用期間に応じた解約手数料がかかることがあります。他には3か月の無料期間終了後5か月間は解約できない契約条件の場合はその期間を超えているかチェックしましょう。

解約方法は、解約をしたい「サービス名+解約」でネット検索すると出てきます。解約方法は事業者によって異なりますが、事業者のホームページもしくは電話で解約できる場合がほとんどです。ホームページ上で手続きができると解約もスムーズですが、電話の場合はつながりにくいこともあり、なかなか解約ができないことがあります。また、0120から始まるフリーダイヤルは、通話料がかかりませんが、0570から始まるナビダイヤルは、所定の通話料がかかります。携帯電話の「カケホーダイプラン」や「5分通話料無料オプション」といった無料通話プランに加入していた場合でも、通話料金がかかるため注意が必要です。

とは言え、利用せずに放置をしている方が無駄になるので、面倒でも解約手続きに進みましょう。その際、会員番号など必要になる情報もあるため、会員番号、契約時の電話番号、住所といった情報はメモしておくとスムーズです。

人気のサブスクも、加入し過ぎれば固定費を圧迫する原因にもなります。解約すれば、その分を貯蓄に振り替えることもできます。また、サブスク以外にも年会費や月会費を支払っているもので、解約できるものがないかクレジットカードや口座引き落とし履歴などを常にチェックすることが、もっとも効果的な節約方法になります。