幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。

 

<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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先日、とっても久しぶりに会ったお友達に、おいしそうなブルーベリージャムをたくさんいただきました。

普段はパンに塗ったり、ヨーグルトに入れたりして楽しんでいますが、このおいしさをほかの使い方で楽しみたいなぁ…と思い、砂糖代わりに使って、冷たいドリンクをつくってみたので、ご紹介します。

合わせるのは、完熟したバナナ。この時季はバナナを買ってきてもすぐに熟してしまうことが。そんなとき、私はラップで1本ずつ包んで冷凍しています。今回は冷凍バナナを使いましたが、凍っていないバナナでももちろんおいしいですよ。

「そういえば、冷蔵庫に入れっぱなしのジャムがあったな…」なんて方は、ぜひ試してみてください。

ブルーベリージャムを使ったバナナジュースのつくり方

ブルーベリージャムを使ったバナナジュースのつくり方

【材料(2人分)】

・冷凍バナナ 1本
・ブルーベリーなど好みのジャム 大さじ1
・牛乳 140~150ml

【つくり方】

バナナを適当な大きさに折り、ミキサーに入れる

(1) バナナを適当な大きさに折り、ミキサーに入れる。

牛乳とジャムを入れ、ミキサーにかけたらでき上がり!

(2) 牛乳とジャムを入れ、ミキサーにかけたらでき上がり! 牛乳の量を少なめにすると、シェイクのようになり、また違ったおいしさを楽しめますよ。

ブルーべリージャムを使ったので、きれいな紫色になりました

今回はブルーべリージャムを使ったので、きれいな紫色になりました。普段のバナナジュースとはまったく違う色合いが、なんだかとても新鮮ですよね。

太めのストローをさすと、お店みたいな雰囲気に。

 

ジャムはブルーベリーでなくても、イチゴやママレードなど、好みのものを使ってOK。甘さに合わせてジャムの量を調整してください。

また、牛乳の代わりに豆乳を使っても、優しい味わいになりますよ。

 

冷蔵庫で眠っているジャムも、アレンジすることでおいしく使いきれます。ジュースにして楽しんでみてはいかがでしょうか?

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、2010年から卵とバターを使わないパン教室、「toiro」を始める。著書に『「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本(生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある