玄関のカギをあけるときはポケットやバッグから鍵を取り出し、鍵穴に入れ、鍵を回してあけます。当たり前のことですが荷物が多い日や雨の日、暗い夜間などはうまく鍵が見つけられずイライラすることも。 そこでライフオーガナイザーの下村志保美さんが、鍵を取り出さなくてもあけることができる「スマートロック」を試してみました。
すべての画像を見る(全4枚)スマホが鍵になる!操作不要で解錠できる「スマートロック」
スマートフォンやスマートウォッチが玄関の鍵になる「スマートロック」のことを知り、「Qrio Lock」を試してみました。
スマートフォンに専用のアプリを入れ、Bluetoothで接続するだけで自分のスマートフォンから鍵をあけたり閉めたりできます。
Bluetoothで接続というと不安になるかもしれませんが、設定はいたって簡単ですからご安心を。これだけで、バッグから鍵を取り出さなくてもスマートフォンのアプリで鍵の操作ができます。
●工事不要、電池ぎれも安心
玄関側のスマートロックの設置法ですが、同梱されている両面テープで本体を既存の鍵部分に固定するだけ、工事不要です。
電池式なのですが2か所に分かれて入れるようになっていて、AのバッテリーがきれたらBが稼働するようになり、突然電池がきれるという心配もありません。
●スマホすら取り出さなくていいハンズフリー機能
「でも結局スマートフォンを取り出して操作しなくてはいけないのだったら普通の鍵でいいのでは?」とわが家の家族は言いました。
このスマートロックはドアを閉めると鍵がかかる「オートロック」、そして帰宅時には自宅に近づくと自動で鍵が開く「ハンズフリー解錠機能」があるんです。
つまりスマートフォンを持っている(バッグに入れている)だけで取り出すことなく鍵が閉まり、鍵が開くのです。
オートロックはドアが閉まったらすぐ、そしてハンズフリー解錠は自宅から200m離れたら可能になります。これは自宅の中にいるのに鍵が開いてしまうことを防ぐための距離のようです。
●あえてオートロックは設定していません
わが家はオートロックの設定はせず、ハンズフリー解錠のみ使っています。
ゴミ出しなどの際に、鍵もスマホも持たず家を出てしまって締め出させるリスクがあるから。
家を出るときは普通の鍵かスマートフォンで施錠。帰宅時はドアの前に立ったときにはすでに解錠されているハンズフリー解錠を使っています。
このスマートロックはAppleWatchにも対応しているので、私はAppleWatchで施錠することが多いです。