少しでも節約するためにいろいろなワザを実践しようとすると、逆に手が回らなくなってしまい効果がなかった…という経験はありませんか? 家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さんも昔に似たような経験をしたそうです。しかし、難しい節約ワザをやめた結果、家計管理がラクにできるように。今回は高木さんに手放した「節約ワザ」について教えてもらいました!
疲れる節約ワザを”やめたこと”が成功につながった
以前は一生懸命「節約しなきゃ!」とSNSなどで情報を集めて実践していたのですが、やってもやっても疲れるばかりで、家計の数字として成果が感じられずに何度も挫折してきました。
すべての画像を見る(全5枚)振り返ると、「自分は家計管理が苦手なのに、上級な節約ワザにあれこれ手を出しすぎている」ということに気がつきました。そこで、「自分はまだ初心者だ」と意識し、難しい節約ワザを手放していったことで、とてもラクに家計管理ができるようになりました。今回は私が「やめてよかった」と感じた節約ワザ3つをご紹介します。
●1つ目:特売やセールを狙う
以前は「いつもより30円安い!」と洗剤などをまとめ買いしていましたが、生活費が目に見えて下がるなどの具体的な節約効果を感じられませんでした。むしろ、来月・再来月の在庫を抱え込むので、今月の予算が足りなくなり、数十円のお得のために家計管理が複雑になっていました。
思い切って「セールも特売も気にしない。定価でいいから、今月必要な量だけ!」と決めたら、在庫の抱えすぎも頭の混乱もなくなり、決めた予算に収められるようになりました。
まとめ買いについては、こちらの記事で詳しく説明しています。