本格的に寒くなり、1日じゅう暖房を稼働させっぱなしになったり、お湯を使うことが多くなったり、水道・光熱費が心配になることも…。ここでは、過去に人気の高かった水道光熱費の見直しや節約記事をまとめて紹介します。少しの工夫で大幅にカットできる可能性も! ぜひ試してみては?

今こそ、水道光熱費の見直し&節約を!

●節電しながら暖をとる5つのポイント

エアコン代に困る女性
すべての画像を見る(全9枚)

暖房費の節約には、「ウォームシェア」「ウォームビズ」に気をつけながら生活をするとよいでしょう。

・ウォームシェア

「ウォームシェア」とは、一人ひとりが暖房を使うのではなく、家族で一つの部屋に集まったり、暖房を止めて街にでかけたり、みんなで暖かいところに集まることでエネルギーの節約につながるというものです。

現在は感染症のリスクがあるため、街でのウォームシェアは難しいものがありますが、家庭でのウォームシェアは可能です。リビングで暖房、照明、テレビをシェアすることで、各々の部屋で過ごすよりも大きな節電効果が期待できます。

省エネ性能が高い家電の買い替えも、リビングなど人が集まる場所からするとより効果的です。

・ウォームビズ

「ウォームビズ」とは、肌寒いと感じたら暖房器具の設定温度を上げるのではなく、1枚多く重ね着をすることで、体感温度を上げることができます。

たとえば…

フリースやカーディガンを羽織る…+2.2℃

靴下を履く…+0.6℃

スリッパを履く…+0.6℃

ひざ掛けを使う…+2.5℃

などです。ほかにも、レッグウォーマーで足首を、スカーフやタオルなどで首元を温めるとさらに体感温度を上げることができます。

ほかの節約法を知りたい方はこちら↓

電気代や食材の値上げラッシュが家計を圧迫?無理せず節約するポイント

この秋の値上げラッシュは私たちの家計にも大きな影響を及ぼしそうです。そこで改めてこれから来る値上げの対策について、節…

 

●FPさんに聞く!電気・ガスなどの固定費見直しテク

冷蔵庫と給湯器のイラスト

電力自由化で、新プランが続々登場しています。「ネットの見直しサイトを使えば、自分に合う料金の安い会社がすぐわかります。切り替え先に申し込めば、メーターの取り替えや前の会社への解約手続きもやってもらえるので安心」

<見直しおすすめサイト:エネチェンジ>

エネチェンジ

居住地域、家族の人数などを入力するだけで、利用できるプランをリスト化。

「キャンペーンでキャッシュバックがあるときなら、さらにおトク」

ほかの節約法を知りたい方はこちら↓

今すぐ見直すべき4つの固定費。今より確実にトクする驚きワザ

日々の食費や水道・電気代を節約するのは、なかなか大変。努力の割に効果が出ずにがっかりすることも多いのでは? そんなな…

●水道・光熱費の支払いは、口座振替orクレジットカード払いのどっちがおトク?

口座振替かクレジットカードで悩む女性

水道・光熱費をクレジットカード払いにすると、カードのポイントがつくので、口座振替よりおトクと考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。というのは、口座振替にすると「割引」があるからです。どっちがおトクかは、割引額と還元されるポイントを比較することでわかります(上表)。割引額は支払料金に関係なく一律で、たとえば東京電力エナジーパートナーと東京ガスの場合は55円、東京都水道局は50円(※)

一方、ポイントは支払う光熱費とカードのポイント還元率によっておトクになる金額が違ってきます。口座振替割引額が55円の場合と比較すると、還元率1%のカードなら光熱費5500円超でおトクになりますが、一般的な還元率0.5%のカードだと1万1000円でやっと割引額の55円に届きます。

ほぼ毎月のように電気代やガス代を1万1000円超払っている場合はカード払いがおトクになりますが、そうでない場合は口座振替の方がおトクに。また水道・光熱費などの公共料金の支払いが、ポイント還元の対象外のカードもあるのでまずは確認を。

「口座振替割引」がない事業者や自治体もあります。また割引される金額は各事業者や自治体で要確認

より詳しく知りたい方はこちら↓

公共料金の支払い「口座振替」と「クレジットカード」どっちがおトク?

固定費として毎月支払う、「水道・光熱費」。必ず支払うならおトクな方がいいですよね! 消費経済ジャーナリストの松崎のり…