大の漫画好きとしても知られるTHE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さん。ここでは、そんな高見沢さんが、今イチオシの漫画を紹介! 高見沢さんが「THE ALFEEの3人には絶対無理!」と話す職業の主人公が登場する作品とは…?
3人が織りなす人間ドラマにホロリ『SPY×FAMILY』
●かりそめの家族が世界を救う!?痛快ホームコメディ
『SPY×FAMILY』遠藤達哉/著 集英社刊(1)~(8)
凄腕スパイの「黄昏」は、極秘任務として名門校入学のために家族をつくれと命じられる。だが、彼が出会ったのは超能力者の娘と暗殺者の妻。お互いに正体を隠した偽りの家族が、受験と世界の危機に立ち向かう。
SPY×FAMILY(1)
●スパイ・ファミリーをTHE ALFEEにあてはめてみるも…
パパは凄腕スパイで、ママは非情な殺し屋、そして、その子供は他人の心が読めるという超能力者。まさに驚愕のSPY×FAMILYですが、なんと! 彼らに血の繋がりはありません。主人公のコードネーム「黄昏」が、あるミッションを達成させるために寄せ集めた偽装家族だからです。
とにかく、冒頭からスピーディーに物語は展開し、3人が織りなす人間ドラマにホロッとしたり、そこら中にちりばめられたギャグにニヤッとしたり、忙事を忘れさせる面白さは、まさに自分好みのコミックでした。
性格の違う3人ということでスパイ・ファミリーをTHE ALFEEにあてはめましたが、どうも、上手くピースがはまりません。まぁ、僕らの誰かがスパイになっても、すぐ見つかってしまうし、ましてや殺し屋なんて絶対に無理。超能力もないミュージシャンですからね。でも新型コロナウイルスを撲滅する超能力楽曲が出来たら、なんて妄想してしまいました。