皆さんの家庭では、家計の管理はだれがやっていますか?
共働きが増えた今でも、家計の管理は妻の分担になっているという家が、まだまだ多いかもしれません。

でも、世のなかの女性がすべて、家計の管理が得意というわけではありませんし、夫の方が数字に細かいケースも多いはず。
今回はESSE読者から寄せられた、家計に口を出したがる夫のエピソードをご紹介します。

写真はイメージです
写真はイメージです

家計簿を強要、毎月の支出をチェック…家計に細かすぎる夫にストレスを感じる妻たち

●細かい性格の夫が「家計簿をつけろ」と言い出して

Fさん(43歳)

自営業のわが家は、夫から月々の生活費をもらい私がやりくりするのが決まり。
ところがあるとき、夫が急に「家計簿をつけて、なにに使ったか見せろ」と言い出しました。

夫はとにかくこまめできれい好き。子どもの遊びにまで、「あれはやるな、これはやめろ」と制限をつけようとするような人。
そんなことしたら、月々の支出にあれこれと文句をつけるのは目に見えています。必要なものも自由に買うことができなくなってしまうと思い、きっぱり断ったら、キレられました…。

●ある日突然、支出の内訳を気にしだした夫…その真意は?

Bさん(46歳)

いままで家計に口をはさんでこなかった主人が昨年、いきなり「1か月の支出を細かく書き出せ」と言い出すので、書き出してみせると、そこに書いていないものまで細かく聞き出そうとする始末。

「化粧品代はいくらだ?」「お前が使ったランチ代は?」「ご祝儀や香典、お中元はいくらかかってるんだ?」と、細かいことまで聞かれる羽目に。でも、毎月毎月、化粧品を買ったり、ご祝儀があるわけでもないのでそう伝えたら、「月割計算にして出せ」と言われてしまいました。

まったく、メチャクチャ言うわ~! 「いったい急になにがあったの?」と引き気味です。

●家計に口を挟む几帳面な夫も、使い方次第で家内は安泰?

Oさん(43歳)

金銭感覚が違いすぎる私と夫。そのせいでわかり合えない時期もありました。
夫は別にケチというわけではないのですが、きっちりしすぎな性格。一方の私は、ちょっと適当(笑)。

この相違が長年の悩みでしたが、5年ほど前に話し合い、夫に家計を任せることにしました。私は生活費として必要な額をもらって、家事をやりくりするという形でやっています。
おかげでお互いのストレスも軽減できて家計も万全。これで将来は安泰だろうと思い直しています。

家計管理が苦手なら、思いきって夫にまかせてみては?

家計簿をつけたり、支出の内訳をしっかり把握するのは大事なことですが、みんながみんな、数字の管理が得意というわけではありませんよね。
むしろ、夫の方が数字に強いというケースだって多いはず。そんな場合は、夫に家計を預けるというのも解決策です。

ただし、なにからなにまで管理したがるタイプの人だと、使い道を制限されてしまうこともあるので要注意かもしれません。