中古マンションを購入してリフォーム、キッチンには念願の食洗機をビルトイン。入居後さっそく使ってみようとスイッチを入れたところ、うんともすんとも言いません…。 そんな悲劇に見舞われた、リフォーム会社勤務経験のある日刊Sumaiライター。よくよく確認したところ、驚きの施工ミスを発見。食洗機用のコンセント差込口が設置されていなかったのです。是正工事の苦労と施主側として「自分もやっておけばよかったこと」についてレポートします。
すべての画像を見る(全5枚)筆者は2年前にマンションを購入しました。
業者が中古で買い取りリフォーム後に売りに出す予定の物件を、リフォーム前に見つけ契約。そのため、内装材等は選ぶことができましたが、間取りや納入する設備は決定ずみでした。
リフォームの内容自体はとくに問題なかったのですが、引渡し前のチェック時、さらには住み始めてからも、いくつか驚きの施工ミスが発覚。そのうちのひとつが、食洗機が使用できない状態で引き渡されていた、という珍しい事例です。
なお、今回の内容は真摯(しんし)に対応していただき、すでに解決ずみです。
引き渡し初日にして、うんともすんとも言わない食洗機
リフォーム内容は、内装や建具、水回りの設備もすべて一新されるプラン。さらに、既存のキッチンにはなかった食洗機が導入される、というものでした。
初の食洗機がある生活を楽しみにしていた筆者。引渡し初日にさっそく使ってみようと食器を入れ、スイッチを押すと…まったまったく動きません。
電源すら入らないので、キッチンの引き出しを外して食洗機裏を確認すると、コンセントが差し込まれていないのです。それだけならまだしも、なぜか周囲に差込口すら見当たらず。この事態を、まずは仲介担当者へ連絡しました。
翌朝、仲介担当者と実際にリフォームを担当した業者が状況を確認しにきたところ、驚きの事実が発覚したのです。