おうち時間が増えた今、自分や家族にとっての心地よい暮らしを考える機会も多くなりました。そんななか、ESSEが推奨するのは、けっして無理せず苦手なことまで抱え込まない、それぞれのスタイルに合った「適当家事」。ここでは、整理収納アドバイザーとして活躍するEmiさんの、“適当家事”で暮らしを楽しむコツを紹介します。
わが家にちょうどいい適当を目指しています
すべての画像を見る(全9枚)双子の子どもたち(12歳)も手がかからなくなり、あらためて今の自分たちにフィットする暮らしに移行中というEmiさん。
「とにかく時間がなかった頃に比べて余裕ができた今は、もう少し手をかけて取り組みたいことも増えてきました。いい加減で雑という意味ではなく、“ほどよく、ちょうどいい”意識で適当家事を楽しんでいます」
もちろん、自分ひとりで抱え込まず、家族を上手に巻き込むスタイルは健在です。
「家族それぞれが得意なことを伸ばしていける家事分担や、摩擦を生まない伝え方など、ラクもできていい結果が生まれる仕組みづくりを研究中。もっともっと適当上手になれたらいいですね」
●家族会議で目標を決めてみんなとシェア
旅行や買うものなど共通の目標ができると、チーム意識が増して家事も協力し合ってできるように。「年に数回、スケジュール帳を持ち寄って開催します」
●買い物はマイベストを決めて悩まない
体型や足型に合ったアイテムは、冒険せず“いつもの”ものを。
「素材や色などもコレと決めておけば、失敗せず、お気に入りだけを増やしていけます」
Emiさんのお気に入り生地! シワがつかなくてgood。
●自炊風夕飯を上手に取り入れる
「今日はもうダメ」という日は、メインは買ってきてスープだけ手づくりなど、潔くでき合いのおかずに頼ることも。「器に盛り直したり、副菜や汁物を添えるだけでも献立感が増し、手抜きに見せません」
買ってきたハンバーグも煮込みにアレンジ。