おうちで過ごす時間が長くなり、家での過ごしやすさを求める声が高まっています。その思いは子どもだって同じなはず。自分の居場所が心地よければ、家族との会話も弾み、みんなが楽しく過ごせます。そこで、今回は子ども部屋のつくり方と家族が多い家にありがちな玄関がごちゃつく問題について、3人のお子さんとの5人暮らしという整理収納アドバイザー・佐々木奈美さんに、実践している工夫を教えてもらいました。
家族が幸せになれる子ども部屋のつくり方
12歳の長男をはじめ、3人の男の子がいる佐々木さんのお宅では、子どもの勉強スペースや居場所をどうつくるかも課題に。「自分でできる」「会話が生まれる」工夫を盛り込んで、家族みんなが快適に過ごせる場所を考えてみました。
●子ども部屋はコミュニケーションがとりやすいリビング横に
すべての画像を見る(全8枚)1階のリビング横の和室を二男と三男の勉強部屋に活用。
「親が近くにいれば、勉強中に気軽に質問ができるメリットも。子どもたちを見守りながら家事ができるので安心。子ども2人も気に入ってます」
●だれでも使いやすいように支度セットをまとめる
通学、通園やお出かけグッズは部屋のコーナーにひとまとめ。フックを設置してバッグと帽子をかけ、そのほかはカゴにまとめています。
「準備の動作を1か所にまとめると子どもたちも迷わず支度ができて片づけもラク」
●子どもの作品はインテリアと一緒に飾る
収納に困りがちな子どもの作品は、ドライフラワーやお気に入りのインテリア雑貨と一緒に飾れば空間になじみます。
「マグネットつきフックや部屋に合う額を取り入れるのがおすすめ」