毎日使う洗面所は、アクセサリーや化粧品、衛生用品など細かいものが多く、ものであふれがち。散らかると掃除も面倒になり、衛生的にもよくありません。
毎日のように使う身近なものは、100円グッズを上手に使って、仕分ける、つり下げる、鏡裏スペースを有効に使うなどしてみませんか?
暮らしをラクにする収納術に詳しく、本も出版しているサチさんに、100円グッズを使った収納アイデアを教えてもらいました。
細々したものはホワイトのボックスで仕分け収納
私は、メラミンスポンジ、コンタクトレンズ、歯ブラシのストックなどの細々したものを、100円ショップで購入した真っ白のボックスで仕分け収納しています。
使いやすくするポイントは2つ。「1ボックス1アイテムにすること」と、「ボックス上にスペースをあけること」です。
三面鏡裏にずらっと並べた9個のボックス。1ボックス1アイテムに仕分けてラベリングすることで、ボックスの中を見なくてもサッと取り出せます。
棚いっぱいにボックスを並べた方が収納力はアップしますが、ここはぐっと我慢。日々の使い勝手を優先しています。
ボックスの上に手を入れられる空間を残しておくことで、ボックスを引き出す作業がいらず、ものを取り出す際のアクション数を減らすことができます。
家族が毎日使うコップや歯ブラシは、つり下げ収納で手に取りやすく
家族3人そろって面倒くさがりなので、毎日使うものは手に取りやすいよう、棚にしまいません。
ただし、洗面台の上に置いてしまうと掃除の際にどかす作業が面倒なので、100円ショップのマグネットやスイングフックを使ってつり下げています。
三面鏡の下にマグネットを、コップの底にマグネットプレートをはりつけ、コップを逆さまにつり下げ収納。
コップに残った水滴は洗面ボウルに落ちるので、掃除の必要がなく、コップもいつも乾いて清潔です。
穴あき歯ブラシをスイングフックでつり下げ収納。こちらも通気性がよく衛生的です。
鏡裏スペースも有効活用。100円フックでアクセサリーを収納
細々したアクセサリーは忙しい朝に探さなくてもいいよう、見やすく取りやすい収納がベストです。
鏡裏や棚内の壁面にフックを取りつけてつり下げることで、デッドスペースを有効活用。ゆったりと見やすい収納になりました。
以前はこのように収納していたのですが、腕時計を取り出す際にネックレスに干渉してしまい、プチストレスでした。
そこで収納を見直し、変更!
壁面にフックを取りつけました。1つのネックレスにつきフックを1つ使っています。
干渉することも絡まることもなくノンストレスになりました。
ここでも使ったのは100円ショップのフックです。裏面は両面テープになっていて、小ぶりなので家中の収納で活躍しています。
ピアスの収納は、扉裏のデッドスペースを有効活用。セリアのフックつきプレートを扉裏にはりつけて、1つずつつり下げています。
見た目が整然としていても、使いにくい収納だと、結局戻せなくて出しっぱなしに。100円ショップのグッズを使ってひと工夫すると、見やすく・取りやすく・戻しやすい収納になります。