リフォーム、リノベーションの工事が終わり、住み始めてから不具合が見つかる…。こうしたことは、よくあることです。2年前にマンションを購入し、リフォームした日刊Sumaiライターもそのひとり。リフォーム会社に勤務した経験もありながら、住み始めて約1週間で、トイレの手すりが壁ごと外れてしまう事態に遭遇しました。詳しく語ります。

住んでみないとわからない欠陥、どう対処する?(写真はイメージです)
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筆者は2年前にマンションを購入しました。 業者が中古で買い取り、リフォーム後に売りに出す予定の物件を、リフォーム前に見つけて契約。 そのため、内装材等は選ぶことができましたが、間取りや納入する設備は決定すみでした。

リフォームの内容自体はとくに問題なかったのですが、引き渡し前のチェック時、さらには住み始めてからも、いくつか驚きの施工ミスが発覚。

そのうちのひとつが、「引き渡し後にトイレの手すりに手をかけたら、手すりが外れた」というものです。 なお、今回の内容は、担当者に真摯に対応していただき、すでに解決すみです。

 

住み始めて約1週間でトイレの手すりが崩落

写真はイメージです

新居のトイレには横型の手すりが設置されていました。 こちらが依頼したものではなかったため、施工業者側で決めた仕様だろうと、とくに意識せずにいました。

それほど必要性は感じていなかったものの、ちょうどいい位置に手すりがあるとつい手をかけてしまい、いつのまにか立ち上がる際には手すりを使用するのがクセになっていました。

新居に住み始めて約1週間。ようやく暮らしも落ち着いてきた頃のことです。 いつものようにトイレで手すりに手をかけ立ち上がろうとした際、突然バランスを崩しました。 驚いて手元を見ると、手すりが外れています。 それも、壁ごと崩れているのです。

そのうえ、外れかけたビスの下は石膏ボード。つまり下地がありません。 すぐに仲介業者へ連絡し、当日中に仲介担当者とリフォームの施工担当者がわが家へ確認に来ました。